ゾンビVS老人、史上最低速の戦い!? 『ショーン・オブ・ザ・デッド』テイストのゾンビ映画公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000038-flix-movi
老人ホームのお年寄りたちが、突如出現したゾンビを相手に戦うイギリス産ゾンビホラー『ロンドンゾンビ紀行』が公開される。予告編では、ボンクラな若者と老人たちがゾンビ相手に大バトルを繰り広げる様子が描かれ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』のような笑いと、ゾンビ愛あふれる作風を期待させる。
映画『ロンドンゾンビ紀行』予告編
本作の舞台となるのは、イギリスのロンドン。祖父が入居する老人ホームが取り壊されると聞き、ボンクラ仲間を集め銀行強盗を決行した兄弟がゾンビパニックに遭遇。祖父を助けるため老人ホームに向かう彼らと、ホームにろう城するお年寄りの、ゾンビ相手のサバイバルが描かれる。
劇中に登場するおじいちゃんおばあちゃんたちは、とにかく元気。予告編でも、「くそったれゾンビどもを老人ホームに入れるな!!」と叫び、銃でフル武装してゾンビを撃ち殺しまくる勇姿が確認できる。一方で、動きの遅い正統派ゾンビと歩行器に頼るお年寄りが、ゆる~いチェイスをが展開する、ご老人らしい場面も。まさに史上最低速で繰り広げられるデッドヒートに爆笑必至だ。
そのほか、ゾンビを撃ち殺し「切ないのう」とつぶやくおじいちゃんなど、イギリス映画らしいブラックな笑いがちりばめられた作品であることがうかがえる本作。貧困層から抜け出せない若者たちと、ホームに押しやられた老人たちが主人公ということで、格差と高齢化社会を皮肉った作品としても注目したいところ。くしくも同様の社会問題を抱える現代日本の人々が、問題解決の糸口を探るためにも(?)ぜひスクリーンで楽しんでほしい。(編集部・入倉功一)
映画『ロンドンゾンビ紀行』は2013年1月12日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開