「決して忘れない」ヒュー・ジャックマンが『ウルヴァリン』と日本の思い出を語る(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000000-piaeiga-movi


『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』の最新画像がこのほど公開された。現在、主演のヒュー・ジャックマンは出演作『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中だが、親日家の彼は本作でも日本でのロケ撮影を敢行し、新たな“ウルヴァリン”の物語に確かな手応えを感じているようだ。

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本作は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。

先日行われたファン向けのライブチャットでジャックマンは「物語の大半は日本なので3、4週間日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ」と振り返り、「彼(ウルヴァリン)が出会う日本の人々が、今回僕がとても心惹かれた理由のひとつだった。だって、ローガン(ウルヴァリン)は本質的には、あらゆる意味で日本文化とは正反対の所にいる男だから。彼は責務も名誉も歴史も伝統も家系も、なにもかも気にしない。彼は真逆なんだ。こんなにも対極の存在としてローガンはぴったりだと思った」と分析した。

このほど公開された新画像も、筆のようなタッチでウルヴァリンが描かれたもので、最新作では日本が“単なる背景”ではなく、物語やウルヴァリンのキャラクター形成に深く関連していると考えて間違いなさそうだ。ちなみに公開は来年の9月だがジャックマンは「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」とコメント。新作は、これまで以上の完成度で、日本人だけが“より深く”楽しめる作品になりそうだ。

『ウルヴァリン:SAMURAI』
2013年9月 全国公開