ベネディクト・カンバーバッチ、最新作での悪役演技は「シャーロック」より自信アリ?(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00000012-cine-movi
人気SFシリーズ最新作『スタートレック・イントゥ・ザ・ダークネス』と共に、J.J.エイブラムス監督、主演のクリス・パインに人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチ来日し、エイブラムス監督たっての希望で、午前中に行われた最新映像の上映会に続き、都内某所にてマスコミ向け記者会見が行われた。
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1966年に放送されたTVドラマから、いまなお多くのファンに愛され続ける人気SFシリーズを、奇才J.J.エイブラムス監督が映画化。2009年に公開された前作『スター・トレック』に続く第2弾となる。本作では、壮大な宇宙を舞台に、エンタープライズ号のキャプテン・カークとそのクルーたちが、前作をも超える悪と対峙する姿を、エイブラムス監督の圧倒的な映像で描き出す。
この日、行われたプレゼンテーションでも作品の紹介と共に、日本への愛を熱弁してきたエイブラムス監督。この会見でも同じ衣装で登場したが、この日を楽しみにし過ぎていたのか「日本でこの作品の話をすることが楽しみだったんだけど、服の値段タグが(ずっと)つけっぱなしになっていたんだ…(笑)」とお茶目な一面を明かした。
さらに、今回のキャスティングの中で最も注目を集めるのが、冷酷な悪役を演じたベネディクトの存在だ。エイブラムス監督は彼の参加を熱望していたと語り、「悪役で恐いんだけれども、観客がそのキャラクターに同情してしまうような人間的な厚みのある俳優をずっと探していたんだ。そのときにドラマ『SHERLOCK/シャーロック』に出ていたベネディクトを見て、私はすぐに何をしてでも彼を(出演してくれるよう)説得したいと思ったんだ。期待したものはとても大きかったんだけれど、ベネディクトは全ての期待を上回る演技で応えてくれたよ」と手放しで大絶賛。
そんな世界に誇る奇才からベタ褒めされたベネディクトは、「『SHERLOCK/シャーロック』よりもいいものになっているかもね(笑)」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。また、今回の来日で最も驚いたという熱烈なファンたちに向けて、「昨日の空港での出迎えもそうだけど、まさかこんなにも日本で温かい歓迎を受けるなんて思ってもみなかったよ。まだ、ちょっと公開まで待たせてしまうけど、みなさん楽しみにしていて欲しい」と語った。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は2013年9月、全国にて公開。