映画『スター・トレック』新作の内容は? 監督が来日して解説(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00000002-piaeiga-movi
歴史的な名SF大作を、『LOST』『SUPER 8/スーパーエイト』のJ.J.エイブラムスが新生させたシリーズ第二弾『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の特別フッテージプレゼンテーションが4日に都内で行われ、エイブラムス監督、主演のクリス・パイン、本作で悪役を演じるベネディクト・カンバーバッジらが登壇し、本作の最新映像が披露された。
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本作は、様々な星の生命体が共存している未来世界を舞台に、ジェームズ・T・カーク艦長をはじめとする仲間たちが宇宙船U.S.S.エンタープライズ号に乗り込み、危機に立ち向かう姿を描いたSFシリーズ。『…イントゥ・ダークネス』は、2009年に公開された『スター・トレック』の監督、キャストが再集結した作品だ。
日本公開は来年9月と少し先だが、プロモーション開始の地に日本を選んだエイブラムス監督は「スペクタクルだけでは映画は成り立たない。キャラクターを感じて、観客に愛してもらわなければなりません。前作はキャラクター同士が知り合いではない状態から始まりましたが、本作では“心がつながったグループ”として予想もしなかった危機に遭遇します」と語り、現在、仕上げ中だという作品の中から最新映像を披露した。前作に続いて主人公カークを演じるパインは「本作では、少し自己中心的だったカークが自分を捨ててチームを率いていく」と語り、本作から参加し、カークたちの前に立ちはだかる悪役を演じるカンバーバッジは「出演依頼が来たときはうれしくて、その後にすごく怖くなりました。1作目の大ファンだったからです。私は悪人にも心があると思うし、単純な善悪では物事は判断できないと思っています」と出席者に新キャラクターに関する“ヒント”を与えた。
その後に行われた媒体向けの会見でエイブラムス監督は、タイトルに冠した“イントゥ・ダークネス”について「最初から“スター・トレック2”にするつもりはありませんでした。本作で主人公たちはダークな世界へと連れていかれます。映画は楽しい部分やロマンティックなところもあるけど、普通の人が苦しみの中で、愛する者のためにどこまでの犠牲をはらうことができるのか描きたかった」と説明。作品の舞台は未来の宇宙だが「この映画が描くのは現代の観客が共感できるドラマだし、前作を観ていなくても、シリーズの知識がなくても、楽しんでもらえる映画になっていると思う」と力強く語った。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
2013年9月 全国ロードショー!