異例の返り咲き! 封切り5週目の映画『007 スカイフォール』 が再びトップに-12月10日版【全米ボックスオフィス考】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121211-00000061-flix-movi
週末唯一の大型公開作品だったジェラルド・バトラー主演のラブコメ映画『プレイング・フォー・キープス(原題) / Playing for Keeps』が初登場第6位で散々だった一方、映画『007 スカイフォール』が手薄になっていたトップの座を奪回し、封切り5週目にして再びナンバーワンに返り咲くという離れ業を見せた。これは、2010年に公開されたアニメ映画『ヒックとドラゴン』がデビュー5週目に全米トップに再浮上したとき以来となる。(1ドル80円計算)
トップに返り咲いた映画『007 スカイフォール』写真ギャラリー
『007 スカイフォール』は、今週末1,078万ドル(約8億6,240万円)の興収を上げており、これまでに2億6,140ドル(約209億1,200万円)を弾き出した。ちなみに本作は、ソニー・ピクチャーズ配給の歴代興収第5位の映画『アメイジング・スパイダーマン』 を追い抜くのも時間の問題となっている。
第2位は、デビュー3週目にして再び浮上してきたアニメ映画『不思議の国のガーディアンズ』で1,040万ドル(約8億3,200万円)。先週からの降下率は22.3パーセントとなっている。第3位は、ついにトップの座を譲った映画『トワイライト・サーガ/ ブレイキング・ドーン Part 2』で916万ドル(約7億3,280万円)。
第4位は、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『リンカーン』で興収892万ドル(約7億1,360万ドル)。9,714万ドル(約77億7,120万円)をたたき出している本作は、現時点でアカデミー賞作品賞候補のうわさがささやかれている作品の中で、映画『アルゴ』に続いて最高の興収を記録している作品で、このままいくと来週には『アルゴ』の興収を抜くと予想されている。第5位は、封切り後3週連続5位で踏ん張っている映画『ライフ・オブ・パイ/ トラと漂流した227日』の833万ドル(約6億6,640万ドル)だった。
さて、今週末は映画ファンが首を長くして待っていた映画『ホビット 思いがけない冒険』が封切られる。ほかの映画スタジオは、『ホビット 思いがけない冒険』との一騎討ちを恐れ大型作品の公開を今週末は見合わせている。次回のトップ争いでは、さすがのジェームズ・ボンドもホビットたちにトップの座を明け渡さなければならないだろう。