予想外のヒット!『テキサス・チェーンソー』新作がナンバーワン! -1月7日版【全米ボックスオフィス考】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000035-flix-movi


 年明けて、2013年初っぱなの全米興行収入ナンバーワンを飾ったのは、2,174万ドル(約17億3,920万円)の興収を上げたホラー映画『テキサス・チェーンソー 3D(原題) / Texas Chainsaw 3D』。2004年に日本でも公開された映画『テキサス・チェーンソー』のデビュー興収には及ばなかったものの、2006年公開の続編よりはいい結果を収めている。ちなみに客層の過半数52パーセントが女性客、全体の64パーセントが25歳以下という結果となった。(1ドル80円計算)

今週第2位の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』場面写真

 本作には、アメリカで人気のR&Bシンガーのトレイ・ソングスが出演しており、配給会社ライオンズゲートの調べによると3人に1人はトレイ目当てに映画を観に来ていたという。映画ファン批評サイトの評価は芳しくなく、シネマスコアではC+という辛口な結果。もしかすると、つかの間の栄光となるかもしれない。

 第2位は、先週と同ランクの映画『ジャンゴ 繋がれざる者』で2,001万ドル(約16億80万円)で33.6パーセントの降下率。すでに1億628万ドル(約85億240万円)の興収をたたき出していて、クエンティン・タランティーノ監督の前作となる映画『イングロリアス・バスターズ』の興収を今週末にも追い抜くと予想されており、アカデミー賞候補のうわさも考慮すると、最終的な興収は1億5,000万ドル(約120億円)ともいわれている。

 第3位は、3週連続トップとならず、映画『ホビット 思いがけない冒険』で1,755万ドル(約14億400万円)。第4位もワンランクダウンで映画『レ・ミゼラブル』の1,602万ドル(約12億8,160万円)。ミュージカル映画史上最速で1億ドル(約80億円)に達した作品となっている。今週のトップ5最後はコメディー映画『パレンタル・ガイダンス(原題) / Parental Guidance』で970万ドル(約7億7,600万円)だった。

 さて、週末に封切りを控えているトップを狙えそうな作品をご紹介。ショーン・ペン、ライアン・ゴズリング、ジョシュ・ブローリンなど、豪華キャストをそろえたアクション犯罪映画『L.A. ギャング ストーリー』、そして映画『パラノーマル・アクティビティ』をパロッた抱腹絶倒コメディー映画『ア・ハウンテッド・ハウス(原題) / A Haunted House』の2本だ。マフィア映vs.コメディー映画、果たしてどちらに軍配が上がるか……。