水嶋ヒロ、3年ぶり俳優復帰!人気マンガ「黒執事」の実写映画化で主演!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000007-flix-movi
枢やなの人気マンガ「黒執事」が実写映画化され、水嶋ヒロが3年ぶりに映画主演を務めることが明らかになった。2010年に所属事務所を退社して以降、本名の「齋藤智裕」名義での文筆業や雑誌編集などを行っていた水嶋にとって、これが本格的な俳優復帰作となる。撮影は4月より開始され、2013年中の公開を予定している。
原作は「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で2006年から連載され、現在までに累計発行部数1,400万部を突破している人気コミック。知識・品位・料理・容姿など全てにおいて完璧な、“完全無欠の悪魔の執事”ことセバスチャン・ミカエリスを主人公に、彼がミステリアスな事件に立ち向かうさまを描いたダークミステリーだ。国内のみならず、ヨーロッパ・北米・アジアでも人気を博しており、2008年にはテレビアニメ化もされた。
国内外と問わず絶大な人気を誇る主人公のセバスチャン役の打診を水嶋が受けたのは、実に1年半以上前のこと。「日本人で演じることができるのは水嶋ヒロしかいない」とオファー理由を明かした松橋真三プロデューサーは、「水嶋さんがやらないのなら映画化しない」という決意で何度も水嶋の元を訪れ、打ち合わせを重ねた。そうした熱意、そして原作の魅力もあって、ようやく水嶋は出演を承諾。実写映画化が本格的に始動した。
2010年の主演映画『BECK』を最後に俳優業の第一線から退いていた水嶋は、本作でそのキャリアを再スタートさせる。4月からの撮影に備え、すでにアクションの練習に励んでいるといい、水嶋は俳優復帰に際して「今まで何をするにしても自分の脳みそが出している答えを信じて行動してきましたが、松橋さんとこの作品を信じるべきだという直感に、僕は従わざるを得ません。映画『黒執事』を良い作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」と意欲を明かした。
映像化不可能と思われていたコミックの実写化ということも含め、本作はすべてが水嶋ありきで始まった企画。原作コミックの130年後を舞台にした完全オリジナルストーリーが展開されるという試みも主演を水嶋が務めるからこそのものだ。監督を務めるのは、『NANA』の大谷健太郎と、アニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいち。配給はワーナー・ブラザース映画が務める。(編集部・福田麗)
映画『黒執事』は2013年公開予定