第85回アカデミー賞ノミネート全リスト!【第85回アカデミー賞】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130111-00000001-flix-movi
現地時間10日、第85回アカデミー賞のノミネーションが発表され、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『リンカーン』が作品賞・監督賞を含む最多12部門でノミネートされた。
映画『リンカーン』場面写真
対抗馬と目されているのは、作品賞・監督賞をはじめとする11部門にノミネートされたアン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。そして、主要6部門すべてにノミネートされたデヴィッド・O・ラッセル監督の『世界にひとつのプレイブック』だ。とりわけ主要6部門ノミネートは『世界にひとつのプレイブック』のみが達成している快挙であり、ノミネートこそ8部門にとどまっているものの、賞レースの中心となることは間違いない。
また、前哨戦ともいえるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で作品賞・監督賞を受賞した『ゼロ・ダーク・サーティ』は作品賞を含む5部門にノミネート。だが『ハート・ロッカー』で女性として初の監督賞を受賞した同作のキャスリン・ビグロー監督が今回、監督賞候補から外れてしまうという波乱も。そのほか、前評判の高かった『アルゴ』は7部門、クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』は5部門にノミネートされている。
上記に挙げた作品のほかにも『レ・ミゼラブル』、世界中の映画祭を席巻している『愛、アムール』などが作品賞にはノミネート。この混戦を一歩抜きん出るのはどの作品なのか。第85回アカデミー賞授賞式は現地時間2月26日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて行われる。
第85回アカデミー賞ノミネート全リストは以下の通り。
■作品賞
『リンカーン』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『レ・ミゼラブル』
『世界にひとつのプレイブック』
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
『愛、アムール』
■監督賞
アン・リー 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
スティーヴン・スピルバーグ 『リンカーン』
デヴィッド・O・ラッセル 『世界にひとつのプレイブック』
ベン・ザイトリン 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』
■主演男優賞
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』
ホアキン・フェニックス 『ザ・マスター』
デンゼル・ワシントン 『フライト』
ブラッドリー・クーパー 『世界にひとつのプレイブック』
ヒュー・ジャックマン 『レ・ミゼラブル』
■主演女優賞
ジェシカ・チャステイン 『ゼロ・ダーク・サーティ』
ナオミ・ワッツ 『インポッシブル』
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』
エマニュエル・リヴァ 『愛、アムール』
クヮヴェンジャネ・ウォレス 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
■助演男優賞
アラン・アーキン 『アルゴ』
フィリップ・シーモア・ホフマン 『ザ・マスター』
トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』
クリストフ・ヴァルツ 『ジャンゴ 繋がれざる者』
ロバート・デ・ニーロ 『世界にひとつのプレイブック』
■助演女優賞
サリー・フィールド 『リンカーン』
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』
ヘレン・ハント 『ザ・セッションズ(原題) / The Sessions』
エイミー・アダムス 『ザ・マスター』
ジャッキー・ウィーヴァー 『世界にひとつのプレイブック』
■外国語映画賞
『愛、アムール』(オーストリア)
『コン・ティキ(英題) / Kon-Tiki』(ノルウェー)
『ノー(英題) / No』(チリ)
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(デンマーク)
『魔女と呼ばれた少女』(カナダ)
■脚本賞
ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』
クエンティン・タランティーノ 『ジャンゴ 繋がれざる者』
ジョン・ゲイティンズ 『フライト』
ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ 『ムーンライズ・キングダム』
マーク・ボール 『ゼロ・ダーク・サーティ』
■脚色賞
クリス・テリオ 『アルゴ』
ルーシー・アリバー、ベン・ザイトリン 『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
デヴィッド・マギー 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
トニー・クシュナー 『リンカーン』
デヴィッド・O・ラッセル 『世界にひとつのプレイブック』
■ドキュメンタリー長編賞
『壊された5つのカメラ』
『ザ・ゲートキーパーズ(原題) / The Gatekeepers』
『ハウ・トゥ・サバイブ・ア・プレイグ(原題) / How to Survive a Plague』
『シュガーマン 奇跡に愛された男』
『ザ・インビジブル・ウォー(原題) / The Invisible War』
■ドキュメンタリー短編賞
『イノセンテ(原題) / Inocente』
『キングス・ポイント(原題) / Kings Point』
『マンデイズ・アット・ラシーナ(原題) / Mondays at Racine』
『オープン・ハート(原題) / Open Heart』
『レデンプション(原題) / Redemption』
■短編実写賞
『アサッド(原題) / Asad』
『ブズカシ・ボーイズ(原題) / Buzkashi Boys』
『カーフュー(原題) / Curfew』
『デス・オブ・シャドウ(英題) / Death of a Shadow』
『ヘンリー(原題) / Henry』
■長編アニメ賞
『メリダとおそろしの森』
『フランケンウィニー』
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
『ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ(原題) / The Pirates! Band of Misfits』
『シュガー・ラッシュ』
■短編アニメ賞
『アダム・アンド・ドッグ(原題) / Adam and Dog』
『フレッシュ・グアカモーレ(原題) / Fresh Guacamole』
『ヘッド・オーバー・ヒールズ(原題) / Head over Heels』
『マギー・シンプソン・イン・“ザ・ロンゲスト・デイケア”(原題) / Maggie Simpson in “The Longest Daycare”』
『ペーパーマン(原題) / Paperman』
■視覚効果賞
『ホビット 思いがけない冒険』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『アベンジャーズ』
『プロメテウス』
『スノーホワイト』
■撮影賞
シーマス・マッガーヴェイ 『アンナ・カレーニナ』
ロバート・リチャードソン 『ジャンゴ 繋がれざる者』
クラウディオ・ミランダ 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
ヤヌス・カミンスキー 『リンカーン』
ロジャー・ディーキンス 『007 スカイフォール』
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『ヒッチコック』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』
■歌曲賞
「ビフォア・マイ・タイム」 『チェイシング・アイス(原題) / Chasing Ice』
「エブリバディー・ニーズ・ア・ベスト・フレンド」 『テッド』
「パイズ・ララバイ」 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
「スカイフォール」 『007 スカイフォール』
「サドゥンリー」 『レ・ミゼラブル』
■作曲賞
ダリオ・マリアネッリ 『アンナ・カレーニナ』
アレクサンドル・デスプラ 『アルゴ』
マイケル・ダナ 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
ジョン・ウィリアムズ 『リンカーン』
トーマス・ニューマン 『007 スカイフォール』
■編集賞
『アルゴ』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『世界にひとつのプレイブック』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『リンカーン』
■音響編集賞
『アルゴ』
『ジャンゴ 繋がれざる者』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『007 スカイフォール』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
■音響賞(調整)
『アルゴ』
『レ・ミゼラブル』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
『007 スカイフォール』
■衣装デザイン賞
ジャクリーン・デュラン 『アンナ・カレーニナ』
ジョアンナ・ジョンストン 『リンカーン』
パコ・デルガド 『レ・ミゼラブル』
故・石岡瑛子さん 『白雪姫と鏡の女王』
コリーン・アトウッド 『スノーホワイト』
■美術賞
『アンナ・カレーニナ』
『ホビット 思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
『リンカーン』
(※日本語のリストを転載する際は編集部までご連絡ください)
(編集部・福田麗)
「第85回アカデミー賞授賞式」は2月25日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)