アン・ハサウェイ、『レ・ミゼラブル』へのスーザン・ボイルの影響を語る | ニュースゲート http://www.news-gate.jp/article/35834/
アン・ハサウェイの『レ・ミゼラブル』(公開中)での歌い方には、「ラフすぎる」という批評もあるが、アン本人は英国の美声おばさんとして有名になったスーザン・ボイルの影響を受けたことを認めている。
スーザン・ボイルは、英国の公開オーディション番組でミュージカル「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」を歌い、一躍大スターになった女性だが、アンは同ミュージカルの映画版でファンティーヌの役を演じるに当たり、スーザン・ボイルのオーディション時のビデオを見たという。ファンティーヌが、幼い娘を抱えて生活に行き詰まり、絶望の中で歌う「夢やぶれて」は同作の見せ場の一つだが、太ったおばさんがステージに現れたと失笑されながら、美しい歌声で「夢やぶれて」を切々と歌い上げ、審査員や観客からスタンディングオベーションを受けたスーザン・ボイルのオーディションの映像が、その見せ場を演じる参考になったとアンは語っている。
「彼女はとても愛すべき人だと思う。それに彼女のストーリーは人々の心を温かくする。ファンティーヌを演じる前から、彼女のオーディションの映像は見ていたわ。気持ちが落ち込んだ時に見ると、素晴らしい気分になるの。あのとても有名な歌を歌うのはエキサイティングだったわ。愛されている歌だし、あの映画ではプリズムのような役割をしているから。そのためには、自分の中の深い部分の、居心地の悪い場所までのぞく必要があったけど、そういうことをしなければ、人々の記憶に残る仕事や、自分を成長させる仕事はできないのだと思う」とアンはOK誌に語っている。