ニコラス・ケイジの“怪演”が見もの!「ゴーストライダー2」本編映像を入手(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130206-00000006-eiga-movi
マーベル・コミックのヒーローでありながら、“アベンジャーズ”の枠では収まり切らない制御不能ぶりが異彩を放つ“ゴーストライダー”の映画化第2弾「ゴーストライダー2」から、ゴーストライダーの魂をうちに抱えて苦悩するジョニー役、ニコラス・ケイジの演技シーンが公開された。
本編シーンでニコラス・ケイジの怪演をチェック!
ケイジが鬼気迫る演技を披露するのは、謎の組織に連れ去られた少年の行方を麻薬商人から聞き出そうと詰め寄るシーン。携帯電話を相手の口に押し込み、「おまえみたいな悪党がライダーの大好物なんだ」「おまえが食われるのを俺が止めているんだ」「答えないとおまえの魂を食うぞ!」と、今にも内面から飛び出してきそうなゴーストライダーを必死に抑えながらすごみを利かせる。頭を振り、顔の半分にドクロを浮かべたかと思えば、目をギラつかせてうめき声を上げるなど、まさに“怪演”と呼ぶにふさわしい姿だ。そして場所を聞き出すと、炎と燃えるバイクにまたがり、ジョニーの顔とドクロが燃える顔を何度も入れ替えては、雄たけびを上げながら暴走する。
先日来日したブライアン・テイラー監督は、このシーンが「大のお気に入り」だという。「作品中のニコラスは時に狂気的に映るかもしれない。でも彼は演じることに対してとても哲学的だ。本能のままに演じるのではなく、すべての演技が計算し尽くされている。それが彼の演技が面白い理由さ」と絶賛。さらに、テイラーとともにメガホンをとったマーク・ネベルダイン監督も「あのニコラス・ケイジがジョニー・ブレイズとゴーストライダーの2役を演じるところを見られるなんて、2度とないチャンスだろうね(前作でスタントマンが演じた変身後の姿も、今作ではケイジ自身が演じている)。彼も、自分の体に住む制御不能な悪魔を演じることを楽しんでいたと思うよ」と撮影を振り返っている。
当のケイジは、「このキャラクターを愛してやまない」と公言。「『アダプテーション』でも2役を演じたけど、今回は人間と悪魔の2役だ。その二面性をどう表現するか? それが最大の課題だったね」と自らに課せられたテーマを明かしている。前作以上にヒートアップした、ケイジのアクションと演技に注目したい。
「ゴーストライダー2」は、2月8日から全国公開。