来日したレオナルド・ディカプリオ“休業”をキッパリ否定「大げさに報じられただけ」(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000004-eiga-movi


米俳優レオナルド・ディカプリオが3月2日、都内で来日記者会見を行った。第85回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞の2部門に輝いた出演作「ジャンゴ 繋がれざる者」(クエンティン・タランティーノ監督)を引っさげ、約2年8カ月ぶり8度目の来日。今年1月、独紙に「正直、くたくただよ。長い長い休暇を取ることにした」と休業宣言とも受け取れる発言をして以来、初めて公の場に登場し「あれは大げさに報じられただけ(笑)。少し休暇を取りたいという趣旨で、大好きな俳優業をやめるつもりはありません」と“休業”をキッパリ否定した。

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 この2年間で本作をはじめ、3本の新作に出演したディカプリオ。「今後も自分にとって興味深いプロジェクトがあれば、積極的に参加したい」と抱負を語ると同時に、「以前から注力している環境問題にも取り組んでいくつもり。そうすることで自分のなかでバランスを取ることは意義があること。ぜひ皆さんにも関心を持ってもらいたい」と熱弁していた。

 映画は脚本賞を受賞したタランティーノ監督が「最も好きなジャンル」と公言する西部劇に初挑戦したアクション活劇。1859年のアメリカ南部ミズーリ州を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツと出会った主人公のジャンゴが、生き別れた妻を取り戻すため、悪徳農園オーナーのキャンディ(ディカプリオ)に生死をかけた戦いを挑む。

 タランティーノとは初タッグで「常に革新的で、リスペクトできる存在。以前から仕事がしたかったし、実際、監督としても脚本家としても突出した才能の持ち主だと感じた」と最敬礼。キャリア初となる本格的な悪役に「忌むべき存在だからこそ、演じたいと思った。その人物が悪ければ悪いほど、俳優としては解放感を味わえるもの」といい、「あるシーンでは、割れたグラスの破片が手に刺さってしまい、テーブルが血だらけになったが、そのまま撮影を続けたんだ。さすがのタランティーノも心配していたが、そのシーンを本編に使ってくれた。こういう話をすると、自慢話みたいに聞こえるけどね(笑)」と誇らしげに語っていた。