実話が題材のサム・ライミ製作ホラー、予告で明かされる少女を襲う恐怖(映画.com) http://dlvr.it/34WYPB
サム・ライミが製作を手がけ、“呪いの箱”にまつわる実話を題材にしたホラー映画「ポゼッション」の予告編が、このほど公開された。
問題の木箱は、大手オークションサイト「eBay」に出品された、ユダヤ民話に伝わる邪悪な存在“ディビューク”を封印した代物。2004年7月25日のロサンゼルス・タイムズ紙で報じられ、超常現象や都市伝説の研究家の間でも話題を集めた。ライミは、自身の恐怖映画専門レーベル“ゴースト・ハウス・ピクチャーズ”のもと、「ナイトウォッチ(1998)」などサスペンスで知られるオーレ・ボールネダル監督のメガホンで映画化。全米では昨年公開され、「ファイナル・デッドサーキット 3D」(09)以来、約3年ぶりにホラー作品で2週連続1位を記録した。
ふたりの娘を持つクライドは、ガレージセールでアンティークの木箱を購入した次女エミリーの様子がおかしいことに気が付く。エミリーは箱に異常な執着を示すようになり、あどけない少女の顔を失っていく。予告編では、気鋭の女優ナターシャ・カリスが、異様な悪意と恐怖に支配されたエミリーを熱演。「持ち主に必ず異変が起こる」といういわくつきの木箱にみせられ、家族にも襲いかかる凶暴さを体当たりで演じた。さらに、エミリーにたかる無数の蛾(が)、レントゲンに映り込んだ体内に巣くう何者かの姿、のどの奥からのぞく指先など、得体の知れない恐怖を見ることができる。
「ポゼッション」は、5月25日から全国で公開。