デヴィッド・ボウイ、新曲は息子の映画がヒント?「ボウイに一番近い日本人」が暴露 (cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000015-cine-movi
3月13日(水)に10年ぶりとなる新作「ザ・ネクスト・デイ」をリリースしたデヴィッド・ボウイ。本アルバムの発売を祝して、期間限定でオープンしている銀座ソニービルの「DAVID BOWIE CAFE」にて3月14日(木)、“ボウイに一番近い日本人”2人を迎えたスペシャル・トークイベントが開催された。
【写真】「ザ・ネクスト・デイ」ジャケット写真
「ジギー・スター・ダスト」や「レッツ・ダンス」などのヒット曲を世に送り出し、『戦場のメリークリスマス』に出演するなど、俳優としても活躍しているデヴィッド。本イベントにゲストとして登場したのは、新作「ザ・ネクスト・デイ」の題材となっている「ヒーローズ」のジャケットを担当した鋤田正義と、ジキー・スターダスト時代のデヴィットのスタイリングを担当した高橋靖子。当日は多くのボウイ・ファンが詰めかけ、会場は開演を前に超満員となった。
彼らが初めてデヴィッドに会ったときのこと、一緒に仕事をしたときのエピソード、プライベートでの素顔など次々と貴重な話が披露され、ファンたちは熱心に耳を傾けた。デヴィッドは今回、新作を突然リリースしたわけだが、鋤田さんも「ジャケットの話は全く聞いていなかった。発表されてから誰かに聞かされた」と暴露すると、会場内は大爆笑! さらにデヴィッドと数多くの仕事を共にしたスタイリストの高橋さんが、「ジギー・スター・ダスト時代、山本寛斎氏の服をボウイが好み、私がスタイリングをし、それを鋤田さんがカメラマンとして撮ることになった。なんだか知らないうちに、そうなっていたのよね…」としみじみと当時をふり返るなど、ファンには堪らないさまざまなエピソードが飛び交った。
さらに鋤田さんが「デヴィッドの息子のダンカン・ジョーンズが、映画監督として2009年にデビュー(『月に囚われた男』)し、新人賞を総ナメにしましたよね。このことから、親父としてのデヴィッドも相当力をもらったんじゃないかな。息子に負けてられないぞと。根っこのところが親バカなんですね」と考察すると、本イベントで司会を務め、新作の「ライナーノーツ」を手がけている吉村栄一が「本作からの最初にシングルとなった『ホエア・アー・ウィー・ナウ』は実は、息子さんがとった出世作『月に囚われた男』の最初に出てくる字幕フレーズなんですよね」とその親バカぶりにさらに突っ込んだ逸話を披露し、会場を沸かせていた。
期間限定の「DAVID BOWIE CAFE」は、連日満員の好評につき、当初予定していた期間を延長し、3月31日(日)まで展開される予定だ。