松山ケンイチ&蒼井優が立山連峰で過酷ロケ!木村大作監督最新作(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000027-flix-movi
映画『劔岳 点の記』の大ヒットが記憶に新しい木村大作の監督第2作『春を背負って』の主人公に松山ケンイチ、ヒロインに蒼井優が決まった。富山県立山連峰を舞台に、4月から11月まで8か月に及ぶ長期ロケを敢行する予定で、蒼井は「木村組初参加となりますが、久しぶりの過酷なロケになりそうで、今からわくわくしています」と山での撮影を心待ちにしている様子だ。
『春を背負って』は、『八甲田山』や『鉄道員(ぽっぽや)』など日本映画史に残る名作で撮影を担当してきた木村が、笹本稜平の同名小説を映像化する作品。山小屋の主である父(小林薫)の訃報で久しぶりに立山に戻った主人公・長嶺亨(松山)が、父や仲間たちの思い、そして山に触れて山小屋を継ぐことを決意。都会とまるで勝手の違う山での生活に悪戦苦闘しながら、自分の居場所を見つけていくというストーリーだ。亨の母には檀ふみ、山小屋で働く高澤愛には蒼井、不思議な山男ゴロさんには豊川悦司がふんする。
松山は、クランクインの前に木村監督と一緒に冬山に登ったといい「山に一緒に登って良かったと思うことは監督とたくさんコミュニケーションを取れたことです。監督の作品、演技に対する気持ちを知ることができたのは一番の役づくりになったと思います」と意欲満々。「監督は感情の人。それがたたずまいに反映できるように演じていきたいと思っています」と展望を語った。
脇を固める面々も「大変な撮影になるのでしょうが、今からワクワクしています(豊川)」、「皆さまの足手まといにならぬよう、スクワットで足腰を鍛え、その日を待っております(檀)」、「剣岳のメイキングを観ていて、正直これ大変だなぁって、まあ笑うしかないですね(小林)」とそれぞれに過酷を極めるであろうロケに思いをはせている。公開は2014年6月の予定だ。(編集部・市川遥)
映画『春を背負って』は2014年6月全国公開予定