「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作、文庫版にして9冊の一
ところがこちら「ゲーム・オブ・スローンズ」の方は9冊読んでもまだ全然終
いえ、「ゲーム・オブ・スローンズ」原作だって全部完結したのを読んだなら大いなる感
というわけで、物語に関しての感想というのもあまり書けないんですが、読んでいて思っ
似てるなあと思ったのがまず「LOST」。あ、お話そのものじゃなくてシリーズ構成が。第
これが第2部になると、第1部の人気に少々あぐらをかいてしまう部分が出て参ります。直
第3部は第1部の伏線をある程度回収しつつ、最初の主人公に一応の華は持たせつつ、で
そして第4部。これは「LOST」でも一番つまんないシーズンだったような気がする(よ
もっとも「LOST」の場合はその分第5部が劇的におもしろかったので、本の方も第5
ただ、どこまでいっても、結局自分の中でこの「ゲーム・オブ・スローンズ」が「ロード・オ
何が違うって、気高さ、崇高さ、そういったもろもろの人間の精神が究極に示すことので
もちろん「ロード・オブ・ザ・リング」とは書かれた時代が違いますから、キャラクター
でもそれ以前に書き手である作家の資質の違いなんですよ。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作である「氷と炎の歌」の作者であるジョージ・R・R・マ
でもまだ第4部までしか読んでないので決めつけてはいけないのです(自戒)。これから
とはいえ、これだけ読むとね、作家のクセというのかトラウマの在処というのが分かって
意外と男(少年も大人も)のメインキャラは根が純だったりするのがせめてもの救いです
とはいえ、女性をいっぱいだすとデス妻になっちゃうし、少女は少女で別の生き物だし、母
でも、一度読み出したらページをめくる手が止まらない。それだけは請け合います。
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