新スーパーマン役に大抜てきされたヘンリー・カヴィルに直撃!明らかにされていない『マン・オブ・スティール』舞台裏とは(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000037-flix-movi
2013年夏公開の超話題作『マン・オブ・スティール』で新スーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルが、撮影秘話やザック・スナイダー監督の仕事ぶりなどについて語った。
映画『マン・オブ・スティール』場面写真
スーパーマンおよびクラーク・ケントの誕生物語を描く『マン・オブ・スティール』。その具体的な内容については箝口令(かんこうれい)が敷かれており、アバウトなストーリーしか明らかにされていない。そこをあえて突っ込むと「過去のスーパーマン映画やほかのヒーロー映画と今回の作品が大きく違う点は、非日常的なキャラクターを日常的なリアリズムで描いているところ」とありきたりな娯楽大作ではないと断言。かといって「必要以上にダークな世界を描いているわけでもない」そうで、全く新しい作品であることをにおわせた。
『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダーが監督を務め、『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランが製作、デヴィッド・S・ゴイヤーが脚本を担当するという超一流の才能が結集した本作。製作準備は4か月、撮影期間はなんと6か月に及んだという。「これだけ長期間にわたって作られる大作映画では、スタッフを引っ張っていくために相当なエネルギーを必要とするんだ。規律を守らせるのはもちろんのこと、雰囲気づくりも大事。でないと、みんなが窮屈な思いをすることになるからね。その点、スナイダー監督は理想的だった。誰もが彼の前向きなパワーに触発されたよ」と絶賛。そのおかげか、撮影現場は「とにかく楽しかった」と振り返る。
一方でスーパーヒーローを演じるための肉体改造はかなり大変だったそう。「製作準備段階からトレーニングを始めたのだけど、問題は撮影に入ってからも続けなくてはいけなかったことだね。朝早くに起きてハードなトレーニングをこなしてから、長時間の撮影に臨むんだ。カメラの前では疲れた顔なんてできないから本当につらかったよ」と苦笑いした。
今回が初めての来日。連日の取材でプライベートの時間はあまりない様子だったが、「今度来たときはぜひ富士山に登ってみたい!」と目を輝かせる。「家ではもっぱら読書。あとは、自然の中で安らかな時間を過ごして仕事の煩わしさを忘れる」という彼は、まさにクラーク・ケントのように真面目で素朴な好青年。スーパーマン役を機にさらなる飛躍を遂げることだろう。(取材・文:なかざわひでゆき)
映画『マン・オブ・スティール』は、8月30日より全国公開(3D/2D同時公開)
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