『スター・トレック イントゥ・ダークネス』ワールドプレミア(RBB TODAY) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000006-rbb-ent


J. J. エイブラムス監督最新作、SFアクション大作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』。ロンドン・ワールドプレミアが2日17時45分(現地時間)から行なわれ、主要キャストと監督らが勢揃いした。

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 会場は、ロンドンの映画街中心地、レスタースクエア。広場を取り囲む劇場や最寄の地下鉄は『スター・トレック』の意匠にジャックされた。上映されるエンパイアシアターまでのホワイトカーペットには、世界各国からスチルカメラ200台、ムービーカメラ100台が取材に駆けつけ、また約4000人のファンが押し寄せた。

 エイブラムス監督は「これまでの作品を観ていなくても楽しめる作品を作るということ、そして続編であると感じつつも、独立した作品であると思ってもらうことが、重要だった。我々は、エモーショナルで、ロマンチックで、楽しい映画をめざした。家族として団結すればどんな邪悪な相手でも倒すことができる、ということを描くことが我々のゴールだった。すばらしいキャストと一緒に仕事ができて光栄だ」と“スタトレ”チームを絶賛する。

 向こう見ずな熱血漢、ジェームズ・カークを演じた主演クリス・パインは役柄について「今作では、自分は完璧ではなく弱い面も持っていることを自覚する。もう子供ではなく、リーダーなのだと気がつく」と解説する。カークは真のキャプテンへと成長を遂げた。

 一方、悪役ジョン・ハリソン役、ベネディクト・カンバーバッチは「アクション映画は今回が初めて。スリル満点で最高に楽しかったし、スタントシーン、ファイトシーンのため、トレーニングし、筋肉をつけたりしたんだけれど、それもみな楽しかった。困難なことでさえ、一緒に仕事をした人たちのおかげで、簡単だったよ」とコメント。

 カークの冷静沈着な相棒、スポック役ザッカリー・クイントも「スポックは初めて感情を表す様になり、自分自身の弱さをさらけ出すのを許す。愛する人々を救うべく、成さねばならないことをするため、己の弱さを見せることになる」。

 スポックの恋人で、愛の試練に立たされるウフーラ役、ゾーイ・サルダナは「スポックとの愛は進化していて、今回もまたそれを演じられるのは嬉しい。オリジナルのシリーズから歴史があって、素晴らしいテーマを持った『スター・トレック』の一員になれて光栄」と、それぞれ、本作のストーリーさながらにチームワークの良さをうかがわせた。

 本作は5月9日からヨーロッパ各国を皮切りに、アメリカでは5月17日から公開。日本公開は、夏休み8月23日より全国超拡大ロードショーの予定だ。配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン。

<ストーリー>  平和を謳歌する地球に突如訪れた危機。それはエンタープライズ号の内部に潜んでいた静かなる悪のもたらしたものだった。宇宙を舞台に繰り広げられる生死を賭けた闘い。仲間との絆は引き裂かれ、愛は試される。世界と引き換えにカークが、エンタープライズ号のクルーが、払わなければならない「犠牲」とは---。