青島と室井はキスしているかのように撮った…!「踊る」本広監督の今だから言える衝撃発言!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000003-flix-movi
15年もの間長きにわたり、人気シリーズ「踊る大捜査線」を支えてきた亀山千広プロデューサー、脚本家の君塚良一、本広克行監督による最終作『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』驚きの制作秘話が、DVD&ブルーレイの特典映像で明らかになった。
これまでの「踊る」シリーズの特典でも顔をそろえて語ることが多かった三人。亀山プロデューサーの言葉によれば三人は「僕らは『踊る』3兄弟。長男の僕が一生懸命お金を工面して、次男の君塚さんが戦略を練り、三男の本広監督がそれらを使い果たす(笑)」とのこと。
こうしてジョーク交じりにテンポ良く語られるコメンタリーには、ファンもびっくりのネタも満載。本広監督いわく、冒頭の商店街のシーンには「山田洋次監督作へのオマージュが込められている」そうで、何と山田監督が撮影現場を訪れたこともあるのだとか。そんな本広監督の談に「そのシーンにはいかりや(長介)さんのお弟子さんだった、すわ(親治)さんも出演されている」と君塚が付け加えるといった具合に、会話のコンビネーションも絶妙だ。
さらには、織田裕二ふんする青島俊作と柳葉敏郎演じる室井慎次のツーショットのシーンでは意外なエピソードも飛び出した。「(青島と室井は)いつもこの距離だよね」とつぶやく君塚に対し、本広監督が「今だから言いますが……」と打ち明けたのは「二人がキスしているかのように撮りました」という驚くべき事実。そこにはもちろん、警察の理想像を追求する二人の熱い関係も表れているのだが、「女性が喜ぶんです(笑)」とのこと。これには亀山プロデューサーも「聞いたことないよ!」と爆笑。
他にも架空のアニメキャラ・ピンクサファイアが4人になった理由や、香取慎吾のキャスティング秘話など、小ネタが満載。そんな今だから明かせる貴重な情報がふんだんに詰まったコメンタリーで、「踊る」の世界観をよりディープに探求してほしい。(文:永野寿彦)
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』プレミアム・エディション(ブルーレイは3枚組・本編BD+特典映像DVD×2枚・税込み:8,085円、DVDは3枚組・本編DVD+特典映像DVD×2枚・税込み:7,140 円)は、発売中