『ハングオーバー!!!』は大団円になる…のか!?驚きの予告編が公開! - シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0052415 @cinematodayさんから
人気コメディーシリーズ完結編の映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』の予告編映像が公開され、謎のベールに包まれていたストーリーの一端が明らかになった。これまでのシリーズではいずれも結婚式前夜の出来事がメインになっていたが、今回はおなじみの面々が自称・専業息子ことアラン(ザック・ガリフィナーキス)を施設に収容しようとするところから始まる。
予告編の幕開けは、アランの極道息子ぶりにキレた父親がショックで倒れ、そのまま帰らぬ人となった葬儀の場。だがそこで決してシリアスな雰囲気に陥ることがないのが本作の本作たるゆえん。アランがその容姿に似つかわしくない天使の歌声を披露するなど、冒頭から破天荒な展開が続く。
ギャングに襲われ、例によってダグ(ジャスティン・バーサ)がいなくなり、覆面をかぶった人から追われ、そしてとうとうアランに恋の予感まで! これまで以上に詰め込めるものを詰め込んだ作品となっており、登場人物も「これで最後らしいぜ」と完結編であることを示唆するせりふを口にするなど、まさに最後にふさわしい仕上がりになっていることを期待させる。
また、第1作のトラ、第2作の喫煙するサルに続いて、本作にはキリンが登場しており、裏ストーリーともいえる「動物」シリーズは健在。そのキリンをアランが「移動動物園だ!」と車で連れ回した結果、とある悲劇が……第2作ではサルに喫煙させたことで動物愛護団体から抗議を受けた本シリーズだが、一向に懲りていないことがうかがえ、ファンならば思わずにやりとしてしまう場面だろう。
予告編に併せてポスタービジュアルも公開されているが、こちらではラスベガスの街を背にバッチリ決めたブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキスの姿が捉えられており、まるでギャング映画のような雰囲気を醸し出している。何も知らない観客をだます気満々であり、さりげなく刻まれているのは「もう しません」の文字。最後の大騒ぎがどんな結末に至るのか、要注目だ。(編集部・福田麗)
映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』は6月28日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて公開