カンヌ国際映画祭が華麗に開幕!ディカプリオ、スピルバーグ登場で大歓声!【第66回カンヌ国際映画祭】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130516-00000002-flix-movi


 第66回カンヌ国際映画祭が現地時間15日、華々しく幕を開け、今年のオープニングを飾った映画『華麗なるギャツビー』に出演するレオナルド・ディカプリオやトビー・マグワイア、キャリー・マリガンら豪華キャストをはじめ、多くのスターがレッドカーペットに登場した。

コンペ部門参加!映画『藁の楯 わらのたて』場面写真

 セレモニーの開始直前にあいにくの雨となってしまった今年のカンヌだが、会場は傘もささずにスターたちの到着を待つ観客でぎっしり! 『華麗なるギャツビー』の華麗なるキャスト陣がリムジンから降りると大歓声が起こり、降りしきる雨の中、ディカプリオは笑顔で握手やサインに応じるなど、精いっぱいのファンサービスを行った。

 先に行われた会見では、「映画『ロミオ&ジュリエット』以来の仲であるバズ・ラーマンは、自分たちが素晴らしい仕事をしていると実感させてくれる監督。そんな彼とまた一緒にこの作品を作れたことは最高の経験でした」と語っていたディカプリオ。ラーマン監督に加え、12歳からの幼なじみだというトビーなど、気心の知れた仲間に囲まれ、リラックスして映画祭を楽しんでいる様子だった。

 映画『アメリ』の女優オドレイ・トトゥが司会進行を務めたオープニングセレモニーでは、『E.T.』といった往年の名作から新作『リンカーン』まで、人々に夢を与え続けた作品のダイジェスト版が流された後、審査委員長のスティーヴン・スピルバーグが登場。スタンディングオベーションで迎えられたスピルバーグは、「僕は今66歳だから、カンヌ映画祭と同い年なんだ。一緒に成長しているんだよ」とあいさつ。「これから映画祭が終わるまで、映画に驚かされ、心を動かされることはもちろん、新たな才能を発見できることをとても楽しみにしている」と意気込みを語った。

 今年の同映画祭コンペティション部門には、スティーヴン・ソダーバーグ、ジム・ジャームッシュ、ロマン・ポランスキーなど名だたる監督の作品が集結。計20作品の中、日本からは三池崇史監督作品『藁の楯 わらのたて』、是枝裕和監督作品『そして父になる』が選出されている。最高賞パルムドールを手にするのはどの作品なのか、その行方に注目したい。(編集部・森田真帆)

第66回カンヌ国際映画祭は現地時間5月26日まで開催