キャメロン・ディアス、オスカー俳優と共演「OKやるわ!!」(産経新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130517-00000568-san-movi


突き抜けた明るさを見せる女優といえば、米国のキャメロン・ディアス(40)だろう。17日公開の「モネ・ゲーム」(マイケル・ホフマン監督)は、印象派を代表する仏画家、クロード・モネの贋作(がんさく)をめぐる詐欺話。ディアスは英のコリン・ファース(52)と初共演ながら、“詐欺仲間”として息の合ったコンビぶりを見せている。

 「(脚本の)コーエン兄弟が書いたせりふを言えるし、(2011年に「英国王のスピーチ」で)アカデミー賞を受賞したばかりのコリンと共演できるなんて『OK、やるわ!』って感じだった」とノリが軽い。

 ロンドンの美術鑑定士、ハリー(ファース)は、横暴な雇い主で億万長者のシャバンダー(アラン・リックマン)を相手に大がかりな詐欺を計画。モネの連作「積みわら」の最後の目撃者とうわさされる男の孫娘で、米テキサス州のカウガール、PJ(ディアス)を協力者として巻き込む。

 廊下でズボンをはいていないハリーとやりとりする傑作な場面は、ロンドンの最高級ホテル、サボイで撮影した。「ネクタイを締めて下着姿のコリンを見たときの宿泊客の表情が、すごくおかしかったわ」。陽気で怖いもの知らずなPJのカウボーイハットにジーンズ姿、華麗なパーティードレスも見どころだ。

 「バニラ・スカイ」(2001年)など4作でゴールデン・グローブ賞候補入り。「メリーに首ったけ」(1998年)といったコメディーでも多くの観客を楽しませてきた。そんな本人の人生に対するスタンスは「『必要なもので、私が持っていないものは?』とは思わない。『持っているもので、ありがたいと思えるものは何かしら』と思うのよ」。17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズなどで全国公開。