『モネ・ゲーム』連続インタビュー キャメロン・ディアス、コリンとの迷コンビに大満足!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130517-00000013-cine-movi
本日公開『モネ・ゲーム』で、オスカー俳優のコリン・ファースと初共演したキャメロン・ディアスから、コリンに続いてインタビュー映像が到着! キャメロンが演じたテキサスの自由奔放なカウガールと、コリンが演じたイギリス出身のカタブツ美術鑑定士との“迷コンビ”について語ってくれた。
【写真】キャメロン・ディアス/フォトギャラリー(全13枚)
本作は、カタブツだが詰めの甘い鑑定士・ハリーと天然カウガール・PJのサエないコンビが、印象派の巨匠・モネの“消えた名画”を巡って繰り広げる贋作詐欺ゲーム。完璧な筋書きが、PJの天然さゆえにスタートからまさかの計画倒れ。一発逆転を狙った勝負の行方がコミカルに描かれ、予想不可能な結末に誰もが楽しく騙される、世紀の泥棒エンタテインメントだ。
今回、カウガールを演じるにあたり、キャメロンは実際にカウガール選手に訓練を受け、投げ縄に初挑戦したという。「どんなものか知りたかったの。馬に乗ってロープを振り回して、牛に投げる感覚はどんなものか。とても楽しかったわ」と、手応えを感じた様子。また、「PJは競技に出場して、それを仕事にしてるの。鶏の加工工場でも働いているけれど、カウガールとしても活躍してる。彼女はそうやって生きてきたの」と、テキサスに暮らすPJの背景を語る。
さらに、「PJを演じるのが大好き。とても楽しい女性なの。彼女は自由奔放、人がどう思おうと気にしない。どんな経験も喜んで受け入れる。彼女は冒険家だわ」。そんなPJが詐欺の片棒を担ぐことになったのも、「お金じゃないの。絵に大金を払う人間がいるなんて理解できない。冒険心をかきたてられただけなの」とすっかりお気に入りのようだ。
製作スタッフ全員のみならず、共演者のコリンも出演を望んだというキャメロン。彼らのまったく噛み合わない会話は、観客に笑いをもたらす本作の見どころの一つだ。「2人の世界は何もかも正反対。いつもぶつかり合う。テキサスは乾燥していて暑い。イギリスは寒くて湿っている。ハリーは計画を立てるタイプで、PJは成り行き任せ。彼女は裏表がなくて誠実。彼はいつも見栄を張ろうとする。彼女は楽しみたくて関わり、彼はお金のために関わる。お互いかけ離れているの」と笑顔を見せる。
「でも、その違いのおかげで、2人は一緒の道を歩み、一緒に経験する。その違いのおかげで、2人は正しい場所に行き着くの。とてもユニークな関係だわ」。
また、本作への出演は、ファンであるコーエン兄弟の脚本であることも大きかったと明かす。「脚本を読んですぐに興味をそそられたわ。トーンがとてもユニークな脚本なの。すごくユーモアがあって、何度か読んで、特別なものを感じたわ。『すごく楽しい』と思ったの」とコーエン兄弟を絶賛している。「古き良き時代のコメディという感じ。いい意味でクラシック。だけど舞台は現代。とてもピュアなコメディなの」と作品の魅力を語った。
何もかも正反対の凸凹コンビが共に目的を成し遂げていくのは、まさに古き良きコメディの定石。しかし、それがコーエン兄弟脚本のもと、キャメロン&コリンという新鮮で意外な組み合わせと来れば、ひと筋縄では行かないはず。予想外の結末を、あなたも劇場で目撃してみて。
『モネ・ゲーム』はTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開中。