いじめられっ子だったヘンリー・カヴィル、ラッセル・クロウのおかげで新スーパーマンに!(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130610-00000011-mvwalk-movi


『マン・オブ・スティール』(全米6月14日、日本8月30日公開)で新スーパーマンに抜擢されたヘンリー・カヴィルは、かつて太っていて、いじめられっ子だったそうだが、彼の人生を一転させたのは、何と同作で父親役を演じているラッセル・クロウだったようだ。

【写真を見る】ヘンリーがラッセル・クロウへの感激の気持ちを語っている

幼少時代のヘンリーのあだ名はデブだった。いじめられっ子だったそうだが、「『プルーフ・オブ・ライフ』(00)の撮影で、ラッセル・クロウが僕の学校に来たんだ。生徒の一人がラッセルの子供役で、僕はその他大勢の子供の役だったけど、ラッセルの周りにいる自分たちは、彼の引き立て役で、とてもくだらない人間に思えたんだ。それで僕はラッセルのところに行って、『はじめまして、ヘンリーです。役者になりたいと思ってます』って自己紹介したんだ。そうしたら、『良い扱いを受ける時もあるし、そうでない時もある。たくさんギャラをもらえることもあるけど、もらえないこともある。だけど役者はすごく楽しいよ』って言ってくれたんだ」。

「僕がラッセルと話しているのを見て、皆がサインを求めてラッセルのところに押し寄せてきたから、僕は『早く、逃げて!』って言ったんだ。その時、彼が笑っていたのを覚えているよ。そして数日後、彼が僕に『親愛なるヘンリー、1000マイルの旅の最初のステップを踏み出した君の健闘を祈る』という手紙とサイン入りの『グラディエーター』(00)の写真をわざわざ送ってきてくれたんだ。本当に感激したし、自分が目指すものはこれだ!って思ったんだ」と、デイリー・メール紙に語っている。

その後の道程は険しいものだったが、やっとの思いで抜擢された新スーパーマン役でラッセルと父子を演じているヘンリーは、「本当に驚いたし、素晴らしいことだよ。まるで彼が、長い道程の最後に僕の成功を祝福してくれているみたいだ」と感じているという。

ラッセルといえば、オスカー受賞経験を持つ実力派であり、ハリウッドの暴れん坊というイメージが強いが、ヒュー・ジャックマンをスターダムにのし上げたのもラッセルで、未来のスターを見抜く眼力も確かなようだ。