福山、初日あいさつ絶口調!興収予想50億円超(サンケイスポーツ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130630-00000000-sanspo-movi


 歌手で俳優、福山雅治(44)が主演する「ガリレオ」シリーズの映画第2弾「真夏の方程式」(西谷弘監督)が29日、邦画最大規模となる全国415スクリーンで封切られた。都内では福山、吉高由里子(24)らによる舞台あいさつが行われ、客席は超満員。配給の東宝は、興行収入50億円超えを見込めると発表。大ヒットのドラマに続き、映画も今年のNO・1ヒット作候補に名乗りを上げた。

 東京・有楽町の劇場・TOHOシネマズ日劇1。福山、吉高、杏(27)ら主要キャストが壇上に姿を現すと、900人から黄色い歓声が上がった。

 平均19・9%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)と4月期連ドラ最高視聴率を記録したフジテレビ系「ガリレオ」の映画第2弾に、鑑賞したばかりの観客は興奮。福山が「映画いかがでしたか? 良かった? 違うでしょ。実に…?」とマイクを向けると、客席から「実に面白い!」の大合唱だ。

 前夜に同作の香港プレミアから帰国したばかりの福山は疲れた様子も見せず、笑顔を連発した。

 司会の同局・笠井信輔アナウンサー(50)から「“あん(=杏)ちゃん”との共演はいかがでした?」と意味深長に振られると、「今のはフリですよね。では、せん越ながら…『あんちゃ~ん(低い声で)』」。フジ系「ひとつ屋根の下」の名ぜりふを蘇らせるサービスも披露した。

 一方、普段は奔放な発言で場を盛り上げる吉高は「(発言で)先輩にお尻を拭かせるのは申し訳ない。この10カ月間、やせちゃうぐらいご迷惑をかけたので」と終始控えめなコメント。福山が「別に吉高さんの気苦労でやせたわけじゃないですよ。役作りです」と訂正し、場内を大爆笑の渦に巻き込んだ。

 配給の東宝は初日の概況について午後3時時点で、興収49・2億円を記録した2008年公開の前作「容疑者Xの献身」の動員対比115%を記録し、50億超えを見込めるロケットスタートを切ったと発表した。この数字は今年封切られた映画としては現時点で邦画、洋画含めてNO・1で、今後は夏休みに入ることから、さらなる大ヒットも期待される。

 全国キャンペーンで各地を回る福山は、来月4日の台湾プレミアまで超過密日程が続くが「全国を回って直接ごあいさつさせていただきます」と力を込める。ガリレオ旋風は、まだまだ続く。