ベネディクト・カンバーバッチ、バースデー祝福に喜びも「32歳です」と過少申告(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130716-00000017-cine-movi
来日中の英国人俳優、ベネディクト・カンバーバッチが7月16日(火)、同日昼の記者会見に続き、都内で行われた映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のスペシャル・プレビューの舞台挨拶に来場。サプライズでの誕生日のお祝いに笑顔を見せた。
【写真】茶目っ気たっぷりのベネディクト・カンバーバッチ(ほか全9枚)
海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」で女性ファンを中心に爆発的な人気を獲得したベネディクト。昨年12月に続いての来日となったが、この日の舞台挨拶付きスペシャル・プレビューのチケットは発売されるやわずか3分で完売。壇上にベネディクトが姿を現すと、悲鳴のような歓声が上がり、その人気の高さを見せつけた。
ベネディクトは声援に応えつつ、日本語で「コンバンハ!」と挨拶。「ワォ!! みなさんのことが見えますよ。ありがとう! 役者としてみなさんの生の反応を得る機会はなかなかないので、こうして直接お会いできる興奮しています。みなさんからいつも、インスピレーションをいただいています」と感謝の思いを口にした。
J.J.エイブラムスによる『スター・トレック』のリブート第2弾となる本作で、ベネディクトは“世紀の悪役”“史上最も美しい悪役”という高い評価を得ているが、「素晴らしい作品で素晴らしい役をいただき、多くのサポートがあって作品に関わる全員のコラボレーションでできた作品。役者としてこれ以上ない、夢のような仕事でした」と謙虚にふり返る。
この日は、日本語吹替え版でゾーイ・サルダナ演じるウフーラの声を担当した栗山千明も駆けつけた。劇中では敵対するジョン・ハリソンを演じるベネディクトを前に「役のイメージで怖い人だと思ってた」という栗山さんだが、“生”ベネディクトに接し「優しい方で安心しました」とウットリ。
ベネディクトも栗山さんと対面し「お美しいです。きっとゾーイ・サルダナも喜ぶと思います。僕は吹替えがすごく好きなので栗山さんの声を聞くのも楽しみです」と甘い笑みを浮かべた。
そして、19日(金)で37歳を迎えるベネディクトのために、完全サプライズで客席が一体となってハッピーバースデーの歌をプレゼントし、ハリソンを模した人形のついたエンタープライズ号の形のケーキも用意されたが、そのケーキを運んできたのは、とがった耳が特徴的なスポックに扮した「ココリコ」の田中直樹! これには観客の方が驚いた様子で、場内は騒然となった。
ベネディクトは田中さんとガッチリ握手を交わしつつも、劇中では敵対する間柄とあって、ケーキを指しつつ「毒は盛ってない?」とニヤリ。さらに、自らを模した人形に至るまでが全て職人の手で作られ、食べられると聞いたベネディクトはケーキから人形を引き抜いてガブリ。「“私”、なかなか美味しいね。興味深い味がするよ」と語り、さらに「誰が37歳なんて言い出したのか分からないけど、実は32才なんだ(笑)」とお茶目な一面を見せ、客席の歓声を浴びていた。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は7月16日(金)、17日(土)、18日(日)の先行公開ののち24日(金)より全国にて公開。