【特別映像】最も旬な男、ベネディクト・カンバーバッチの美しき逃走(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130801-00000007-cine-movi
先日、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のPRのために来日し、ネットを利用した記者会見でお茶目な一面を魅せてくれたベネディクト・カンバーバッチ。このほど、ベネディクト演じる敵役ジョン・ハリソンがサンフランシスコの街を強靭な肉体で全力疾走する、“美しすぎる”逃亡映像が、いち早くシネマカフェに到着した。
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巨匠J.J.エイブラムス監督・最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、世界57ヵ国で大ヒットを記録、エイブラムス監督らしいドラマチックで意外性のある展開に、全米批評家サイト“Rotten Tomatoes”(ロッテン・トマト)でも87%(7/31 現在)の高評価を叩き出している夏休みの注目作だ。
その“ダークネス”の核心を演じ切ったのが、BBC制作のテレビドラマ「SHERLOCK/シャーロック」で大ブレイクを果たし、“英国の至宝”ともいわれるロンドン生まれのベネディクト・カンバーバッチ。ベネディクト演じるジョン・ハリソンとは、銀河系を股にかける謎の男で、たった1人で戦争を起こそうとする人類最大の敵なのだ。
これまで、古典舞台や映画に出演してきたベネディクトだが、本作への出演は肉体的に最もハードだったと語る。「撮影をしながら毎日2時間のトレーニングや、通常の倍以上のカロリーを摂取するのは大変なことだった。それでも楽しみながら挑戦したよ」と撮影裏のエピソードを明かすベネディクト。
今回解禁となった30秒の特別映像でも、その過酷さ裏づけされている。ザッカリー・クイント扮するスポックが、ハリソンを追い詰めようと、2259年のサンフランシスコの街を駆け巡る。183cmの長身にロングコートをなびかせたハリソンが、ガラスのドアを突き破って走り続け、上昇し始める飛行物に華麗に飛び移る姿は、ファンのみならず目を奪われてしまう逃亡劇となっている。
エイブラムス監督は、「これほどまでの悪を演じ切れる俳優は彼しかいない」と言う。「ベネディクトは、見たことのないような新しい態度、個性、バックグラウンド、そして強さを持ってやって来た。すごく魅力的で力のある俳優だった」と、彼を起用した手応えを語った。
また本作で、ハリソンと対峙するキャプテン・カークを演じたクリス・パインは、ベネディクトの正確無比な演技に「思わず畏敬の念すら覚えた」と言う。「ハリソンを演じている時のベネディクトは、まるで解剖用のメスみたいな切れ味だった。それはもう身の毛がよだつほどで、彼が創りあげたシーンは、間違いなくシリーズの名場面を集めた神殿に祭られるべきものだよ」と、彼の徹底した“世紀の悪役”ぶりを絶賛する。
そんなベネディクトの人気ぶりは、イギリスのザ・サン紙が選ぶ「最もセクシーな男」に、デビッド・ベッカムと2倍以上の票差をつけて2年連続で受賞を果たすほど。その人気はイギリスだけにとどまらず、先日の2度目の来日の際には、到着を待ちわびて1000人以上ものファンが空港に駆けつけた。また、今年発売の映画雑誌7誌で表紙を飾ると、その雑誌の売上部数が急上昇するなど、ベネディクト・カンバーバッチ旋風は今、日本全土を席巻中。まずは、この特別映像で“美しすぎる”姿を確認してみては。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日(金)より全国にて公開。8月16日(金)、17日(土)、18日(日)よりお盆先行公開。