「ハリー・ポッター展」、衣装もさることながら小道具の展示も充実してまして、特に自分のイメージと違ったのが魔法使い達の使っていた杖でした。
映画見てる間、なんとなくどれも皆まっすぐなんだろうと思い込んでいた魔法の杖なんですが、実物を目にしてみると結構カーブがついているものが多いんですね! え~、こんなに曲がってたんだ! とびっくりするようなのもありました。先端がどこにくるように持てばいいのやら……。これは確かに魔法使い一人ずつ、それぞれ全部違う杖を持っているはずだわ~とすっかり感心。それにしても杖だけでもこんなにたくさんなデザインがあるなんて、映画って贅沢ですわ。
杖の他にも映画の中で重要な役を担っていた小道具がたくさんあって、ファンである私達3人は「あ~、これはあの時の……」なんて語りながらすっかり楽しんでしまいました。ハグリッドの小屋ではハリー達の気分に浸ってハグリッドの大きさに感心したり、ぎゃーぎゃーうるさいマンドラゴラを引っこ抜いたりと、遊び心も満足させて貰える仕掛けもたくさんあって、展示というよりテーマパークのようでした。
もっとも、ハリーの第一作目が公開された当時にはまだ生まれてなかったようなお子様達にとっては退屈とみえ、あちこちで飽きてぐずっている子が御両親の手を焼かせているようでした。夏休みに小さなお子様を連れて行くのには向かないようです(行きたかったのは御両親達の方かもしれないけれど)。
それと不必要だと思ったのが音声ガイド。映画や本でハリーを知っている人には元々必要ないし、よく知らない人にもわかるようにその場で文章や映像で説明があるんですよね。音声ガイドはもっと突っ込んだことを語ってくれてるのかもしれませんが、それを聞いてる人が展示物の前から動かないのが困るんですよ。説明が終わるまで微動だにせず止まってるから列の動きは止まるし、いつまでたってもその展示物の前まで到達できないし。聞くだけだったら一歩離れて聞いてくれって感じ。あれは本当に迷惑でした。
あと、お土産売り場の値段設定が高め。映画「ホビット」の時のショップよりも、5割り増しぐらいに高かったような気がする。蛙チョコレートが一箱500円で、それでも売れてましたけどね。これが一番お手頃価格だったので。
何はおいても、ハリー・ポッターファンなら楽しめるのは間違いないです♪ もう一度本読みたくなっちゃいましたよ♪