宮崎駿監督、『風立ちぬ』で引退 ジブリ社長がベネチアで発表【第70回ベネチア国際映画祭】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130901-00000016-flix-movi
宮崎駿監督が現在公開中の映画『風立ちぬ』をもって引退することがわかった。スタジオジブリの星野康二社長が現地時間1日、同作がコンペティション部門に出品されている第70回ベネチア国際映画祭の会見の席で発表した。
宮崎駿監督、最後の作品に…『風立ちぬ』場面写真
星野社長は会見の最後に「発表があります」と切り出すと、「『風立ちぬ』を最後に宮崎駿監督は引退することを決めました」と明言。「来週、宮崎本人による会見を東京で開きます。したがいまして、(本日は)引退に関する質問は一切受けることができないことを了承いただければと思います。くれぐれも皆さんによろしくということです」と続けた。
映画『風立ちぬ』は、ゼロ戦の設計者・堀越二郎と文学者の堀辰雄という2人の実在した人物をモデルに、「美しい飛行機を作りたい」という夢に向かって真っすぐに生きた一人の青年の姿を描いた作品。6月24日に行われた同作の完成報告会見で宮崎監督は、自身の作品を観て初めて泣いてしまったことを「本当にみっともない監督でした」と照れながら明かしていた。(編集部・市川遥)
映画『風立ちぬ』は公開中
第70回ベネチア国際映画祭は現地時間9月7日まで開催