日本を一週間も留守にすると、帰って来た時見てない映画がたまってて愕然としちゃいますね。家のDVDにもドラマの録画がたまってるけど、それより見なきゃいけない映画の多さの方に打ちひしがれますわ。
今回一番の失敗だったのは、出発日を9月13日にしちゃったこと。あとから気づいたんだけど、それって「ウルヴァリン サムライ」の初日じゃないっすか! 私は愛しのヒュー様のウルヴァリン艶姿を見ずして日本を発たなきゃならないのか、飛行機落ちたらどーおしよっ?! 「ウルヴァリン」見ないままで一生終わっちゃったら、化けて出るよ、アタシ?!(←気にすることは他にないのか?!)
13日には他にも封切りが何本もあったけれど、20日に帰って来たら今度「エリジウム」も公開になってるじゃん! 「ウォーム・ボディーズ」も「ビザンチウム」もあるしさ。どれから見ればいいのよ?! と言いつつ、そのままシネコンに行ったところで爆睡必須だったのでその日は映画鑑賞をあきらめて帰宅。その日は荷物片付けたり晩ご飯食べに大戸屋に出かけたりしたけれど、夜ふとんに入ったらそのまま次の日の夕方まで白河夜船でした。私の21日はどこ行った?
22日も時差ボケのおさまらぬまま録りためた「CSI」など見ていて、結局見に行った映画が「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」。だってこれ、一週間の限定公開だし、今までにもシリーズ全部見てきたから見逃すわけに行かないんだもん。
「BTTF3」といえば、主な舞台は西部劇の時代。やー、これ、こないだ「ローン・レンジャー」で見たばっかりだわ~、的な映像だと思ってたら、なんとマーティがそのものズバリ「ハイヨー、シルバー」と小声で呟いてるじゃありませんか! 字幕では「さあ、行くぞ」か何かになってたと思いますが、「ローン・レンジャー」ってアメリカ人なら誰でも知ってるものなのね♪
さて、そのマーティ役のマイケル・J・フォックス、滞在中のNYでやたらとその姿をお見かけいたしました。この秋に始まるテレビシリーズのどうやら主演らしく、彼の姿をメインにしたビルボードが街角とかバスの車体とか、そこかしこに現れるんだもん。マーティを演じてからかれこれ30年だから、歳月の重みを感じるお姿になってはおりましたけどね、パーキンソン病なのにがんばってるなあと胸が熱くなりましたよ。
マーティの親友のドク、これを演じたのはクリストファー・ロイドですけど、実はこの方「スター・トレック カーンの逆襲」にも出演しておりまして。ええ、クリンゴン人役なのでお顔はハッキリそれとは分からないんですけれど声はそのままで。それをですね、ワタクシ、機内上映で隣の席の人見てるのをちらちら横目で眺めつつ帰って来たばっかりだったんですよ。もう、「BTTF3」見ながらおかしくって! しかもマーティの恋人役のエリザベス・シューは出かける直前まで見ていた「CSI」に出演してましたしね。これはもう、今日は「BTTF3」以外に見る作品はなかったということだと一人で納得しておりましたわ。
ところでNYでは何故か郵便局にも行ったんですけれど、そこに西部時代の郵便馬車が展示されておりまして、その綺麗に塗られたワゴンには当時の郵便配達人さんの誓いらしきものが記されておりました。まあ「たとえどんな悪天候で道も視界が悪かろうと、頼まれたものは決められた場所へ配達するぜ!」といった心意気のようなものなのですが、それを読んで「BTTF2」のラストでマーティの元に過去のドクから託された手紙がしっかり届けられた背景がちょっぴり理解できた気が致しましたよ。当時の郵便局は未来の宇宙連邦並に職業意識の高い仕事熱心な人達がつとめてたんですね。強盗も多かったでしょうに。フェイザー銃持たせてあげたかった!
「BTTF3」には大満足したものの、未だ「ウルヴァリン」を始めとする新作映画が全然見られてないワタシ。あっ、しまった! 今気づいたんだけど「マジック・マイク」が終わっちゃってるじゃないよ~~~!! ああ、チャニング・テイタムの、アレックス・ペティファーの、マット・ボマーの、マシュー・マコノヒーの、美しい裸体を拝み損なっちゃったよ~~~!! やっぱり早いとこ「ウルヴァリン」行かないと~~~!!!(←何を見たいのやら)。