【全米興行ランキング】ヒュー・ジャックマン主演作、3Dアニメに敗れる(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000012-cine-movi


9月27から29日の週末全米映画興行成績(出典:Box Office Mojo)は、大ヒット3Dアニメの続編『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』が、前作を上回る興収3,500万ドル(約34億円)で初登場1位に輝いた。

初登場1位の『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』

前作で巨大な食べ物を作り出し世界滅亡まで迫る大騒動を起こした、はた迷惑な発明家フリント・ロックウッドが作った機械が、今度は不思議な生き物“フード・アニマル”を生み出してしまい、再び大騒動が巻き起こる。

前週首位のヒュー・ジャックマン&ジェイク・ギレンホールがW主演の誘拐サスペンス『Prisoners』(原題)は2位に後退。そして3位には、2人の伝説のF1レーサー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダのすさまじい死闘を描くロン・ハワード監督の最新作『ラッシュ』(原題)がランクイン。主演はジェームズ・ハント役にクリス・ヘムズワース、ニキ・ラウダ役にダニエル・ブリュール。観客からの評価も高くファン批評サイト「Cinemascore」で「A-」がついており、この先数週間でどれだけ観客数が伸びるかが注目される。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で優秀なエージェント、ジェーン・カーターを演じたポーラ・パットンが主演の群像コメディ『Baggage Claim』(原題)は4位に初登場。妹の結婚が決まり、家族の中で唯一の未婚者となってしまったヒロインが、目前に迫った妹の結婚式までに婚約者を見つけようと孤軍奮闘するストーリー。

5位も初登場作、『ダークナイト ライジング』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが、ヒロインにスカーレット・ヨハンソンを迎えた記念すべき長編監督デビュー作『ドン・ジョン』(原題)が続いた。ドン・ファンばりのプレイボーイなのにもかかわらず、完璧な女性を求めるあまりポルノ・ビデオにハマってしまったジョンの前に、理想的なセクシー美女・バーバラが現われるが、彼女はロマンティックなハリウッド映画に憧れる夢見る乙女…というストーリー。共演はジュリアン・ムーア。“デート・ムービー”として推す批評も多く、興行的にもまずまずのデビューとなった。

公開5週目も依然10位以内をキープするエウヘニオ・デルベス監督・主演のメキシコ映画『Instructions Not Included』(原題)は、ついに『パンズ・ラビリンス』を抜いて興行成績においてスペイン語作品の歴代記録を更新した。

順位は以下の通り。
順位   タイトル   興収$   (累計$)
1. 『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』 35.0M (35.0M)
2. 『Prisoners』 11.2M (38.9M)
3. 『ラッシュ』(原題) 10.3M (10.5M)
4. 『Baggage Claim』(原題) 9.3M (9.3M)
5. 『ドン・ジョン』(原題) 9.0M (9.0M)
6. 『Insidious: Chapter 2』(原題) 6.7M (69.5M)
7. 『マラヴィータ』 3.7M (31.6M)
8. 『Instructions Not Included』(原題) 3.3M (38.5M)
9. 『We’re the Millers』(原題) 2.8M (142.4M)
10. 『Lee Daniels’ The Butler』(原題) 2.4M (110.2M)

今週末は、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督が主演にサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーを迎え宇宙を舞台に贈るスペース・サスペンス映画『ゼロ・グラビティ』が満を持して登場。そのほか、ベン・アフレック、ジャスティン・ティンバーレイク共演サスペンス『Runner,Runner』(原題)も公開される。