日本在住経験アリ!『キャリー』リブート版監督が明かすデ・パルマ版との違い(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131014-00000001-flix-movi
スティーヴン・キングの処女小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した、ホラー映画の金字塔『キャリー』のリブートを手掛けたキンバリー・ピアース監督(『ボーイズ・ドント・クライ』)が、本作に懸けた思いを明かした。
映画『キャリー』場面写真
開口一番「ハジメマシテ」と笑顔で握手を求めるキンバリー監督。続けざまに「ムカシ、コウベニ、スンデマシタ」とまたまた流ちょうな日本語を披露する。な んでも1999年から2年間、神戸に住んでいたのだといい、「今ではもう、ほとんど忘れちゃって、日本語は下手クソだけど」と苦笑いしながらも、和やかな 雰囲気で本作について語った(もちろん英語で)。
まず『キャリー』との出会いについて、ピアース監督は「小説は一気に最後まで読んだわ。キャリーというキャラクターに激しく恋したの。彼女は複雑でエ モーショナルで、宇宙のように大きな存在。誰もが愛してしまうような、ね。彼女を取り囲むキャラクターにも魅了されたわ。極端に娘を保護する母親も最高」 とキングの原作小説に夢中だったことを告白。
では、そんなキンバリー監督版『キャリー』は、デ・パルマ監督版とはどこが違うのか。監督は「デ・パルマのバージョンは大好きだけど、小説を読んで、こ の作品は伝統的な3人の人物を抽出して描きたいって思ったの。キャリーと母親、そして同級生たちについて。原作で描かれていた要素を視覚的に表現するの は、チャレンジだったわ」と小説に忠実に、独自の観点で映画を再構築したという。
さらに同作について「スーパーヒーローのオリジン的ストーリーね。キャリーははみ出し者でぎこちなくて、シャイな女の子」と分析するキンバリー監督。そ んなキャリーが「自分が持つ特殊な能力を発見する。まるでスパイダーマンよね。偉大なヒーロー。彼女はいろんな意味で普通の人とは異なる特別な存在なの よ」と独特の見解を示した。「この映画は、母娘二人のラヴストーリーでもあるのよ」とキンバリー監督が言うように、多くの面でデ・パルマ版とは異なる新た なる『キャリー』に仕上がっているようだ。作品の出来に期待したい。(小林真里)
映画『キャリー』は11月8日より全国公開
スティーヴン・キングの処女小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した、ホラー映画の金字塔『キャリー』のリブートを手掛けたキンバリー・ピアース監督(『ボーイズ・ドント・クライ』)が、本作に懸けた思いを明かした。
映画『キャリー』場面写真
開口一番「ハジメマシテ」と笑顔で握手を求めるキンバリー監督。続けざまに「ムカシ、コウベニ、スンデマシタ」とまたまた流ちょうな日本語を披露する。な んでも1999年から2年間、神戸に住んでいたのだといい、「今ではもう、ほとんど忘れちゃって、日本語は下手クソだけど」と苦笑いしながらも、和やかな 雰囲気で本作について語った(もちろん英語で)。
まず『キャリー』との出会いについて、ピアース監督は「小説は一気に最後まで読んだわ。キャリーというキャラクターに激しく恋したの。彼女は複雑でエ モーショナルで、宇宙のように大きな存在。誰もが愛してしまうような、ね。彼女を取り囲むキャラクターにも魅了されたわ。極端に娘を保護する母親も最高」 とキングの原作小説に夢中だったことを告白。
では、そんなキンバリー監督版『キャリー』は、デ・パルマ監督版とはどこが違うのか。監督は「デ・パルマのバージョンは大好きだけど、小説を読んで、こ の作品は伝統的な3人の人物を抽出して描きたいって思ったの。キャリーと母親、そして同級生たちについて。原作で描かれていた要素を視覚的に表現するの は、チャレンジだったわ」と小説に忠実に、独自の観点で映画を再構築したという。
さらに同作について「スーパーヒーローのオリジン的ストーリーね。キャリーははみ出し者でぎこちなくて、シャイな女の子」と分析するキンバリー監督。そ んなキャリーが「自分が持つ特殊な能力を発見する。まるでスパイダーマンよね。偉大なヒーロー。彼女はいろんな意味で普通の人とは異なる特別な存在なの よ」と独特の見解を示した。「この映画は、母娘二人のラヴストーリーでもあるのよ」とキンバリー監督が言うように、多くの面でデ・パルマ版とは異なる新た なる『キャリー』に仕上がっているようだ。作品の出来に期待したい。(小林真里)
映画『キャリー』は11月8日より全国公開