『アナと雪の女王』首位陥落!『ローン・サバイバー』が新たにトップ! -1月13日版【全米ボックスオフィス考】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140115-00000034-flix-movi
マーク・ウォールバーグ主演の戦争アクション映画『ローン・サバイバー』が、興収3,785万ドル(約37億8,500万円)をたたき出し、ボックスオフィスのナンバーワン映画となった。(1ドル100円計算)
今週トップの映画『ローン・サバイバー』場面写真
これは、歴代1月公開作品の興収において、映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』のデビュー興収4,006万ドル(約40億600万円)に続く記録。アメリカで何かと論争の火種になるアフガニスタン戦争を題材とした作品にもかかわらずこれだけのヒットとなったのは、戦争物というよりは友情と勇気のドラマであるという映画のPR作戦が功を奏したのではといわれている。
第2位は、首位を譲ることになってしまったディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』の1,473万ドル(約14億7,300万円)。初登場第3位は、アクションアドベンチャー映画『ザ・レジェンド・オブ・ヘラクレス(原題) / The Legend of Hercules』で887万ドル(約8億8,700万円)。出演者に目立ったスターがいないことや、効果的なPR作戦の欠如などによって興収が伸びなかったと考えられる。
第4位は、先週同様に映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で884万ドル(約8億8,400万円)。レオナルド・ディカプリオがゴールデン・グローブ賞の男優賞(コメディー / ミュージカル)を受賞したことで、本作の人気が持続する可能性も出てきた。
トップ5最後は、こちらも先週と同ランクの映画『アメリカン・ハッスル』で830万ドル(約8億3,000万円)の興収。本作もゴールデン・グローブ賞の作品賞(コメディー / ミュージカル)、女優賞(コメディー / ミュージカル)、助演女優賞を受賞するなど、今週発表のアカデミー賞にノミネートされることも計算に入れれば、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』同様にジリジリと興収を伸ばしていきそうだ。
次回のチャート争いは、『ローン・サバイバー』の脅威になりそうな作品が2本。作家トム・クランシーの人気シリーズを映画化した映画『エージェント:ライアン』、そしてかわいいリスが主人公で、家族連れにウケそうなアニメ映画『ザ・ナット・ジョブ(原題) / The Nut Job』が首位を狙っている。また、ホラー映画『デビルズ・デュー(原題) / Devil's Due』もダークホース的な存在になるかもしれない。