富野由悠季監督、ハリウッドとタッグ!新作映画の制作が決定。「俺だったらできる」と富野節(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000016-mvwalk-movi
このほど、「機動戦士ガンダム」の原作者・総監督である富野由悠季監督をはじめ、多くのクリエイター集団を束ねる株式会社オオカゼノオコルサマと、米ロサ ンゼルスのSFXスタジオ・Legacy Effects社の業務提携が決定。1月21日に都内で行われた記者会見には富野監督が登壇し、業務提携第一弾として、富野監督自らが新作を手がけること が発表された。
【写真を見る】富野由悠季監督、強力なスタッフが仲間に!ハリウッドの制作会社とのタッグに大喜び
Legacy Effects社は、『アイアンマン』シリーズや『パシフィック・リム』(13)の武装スーツを手掛け、『アバター』(09)ではキャラクターデザインを 作るなど、世界でもトップのエフェクトスタジオ。この日は、富野監督、(株)オオカゼノオコルサマの木場カオリ代表取締役社長と共に、Legacy Effects社の4人の創業者も出席した。
今回の提携は、「日本の漫画やアニメを原作とした映画作品を、ハリウッドから世界市場へ送り出す」ことを目的とした共同事業をスタートするもの。木場社長 は、「日本のクリエイターがもっと活躍できる仕組みを作りたい」、Legacy Effects社のJ・ロバート・ローゼングラント氏も「日米両サイドからインプットを出し合い、これまでアニメの世界にあった、日米の溝を埋める架け橋 になりたい」と意気込み、新たな業務提携に興奮を隠しきれなかった。
提携第1弾の監督として抜擢された冨野監督は、「今日、タイトルを発表するところまでいきたかったが、最終的にタイトルをフィックスするまで至らなかっ た」と告白。「僕はこれまでテレビアニメを再構成することで、映画を発表してきた。第1作目については、全くの新作でやるというリスクを冒すわけにはいか ない。過去のものからリメイクする可能性を考えてきましたが、権利関係をクリアするまでは至っていない。今日、僕の口からお話することはできません」とそ れ以上のコメントを差し控えた。
さらに富野監督は「第1弾の監督としては、僕が便利だったんだろう」とニヤリ。しかしながら、「このようなシチュエーションをいただき、『俺だったらこう いうものができる』といううぬぼれがある」とうなずく。「1、2本企画としては考え始めている」と打ち明け、「例えば『ガンダム』だったら、こういう作り 方ができるというものも、もちろん持っている。これまでアニメのリメイクでは成功をしたことはあまりないので、『成功するのはこういう作品だ』というサン プルを作りたい。21世紀の中盤を飾る新しい映像コンテンツを生み出したいと思っている」と並々ならぬ熱意を見せていた。
「日本では、映画として作る場合の資金を集めるのは難しい。ここ10年くらい、自暴自棄になっていた」という富野監督。「87歳までは、1、2本の新作を作れるのでは」と新たな企画にも意欲満面。「打倒、アバター!」と拳を上げていた。
このほど、「機動戦士ガンダム」の原作者・総監督である富野由悠季監督をはじめ、多くのクリエイター集団を束ねる株式会社オオカゼノオコルサマと、米ロサ ンゼルスのSFXスタジオ・Legacy Effects社の業務提携が決定。1月21日に都内で行われた記者会見には富野監督が登壇し、業務提携第一弾として、富野監督自らが新作を手がけること が発表された。
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Legacy Effects社は、『アイアンマン』シリーズや『パシフィック・リム』(13)の武装スーツを手掛け、『アバター』(09)ではキャラクターデザインを 作るなど、世界でもトップのエフェクトスタジオ。この日は、富野監督、(株)オオカゼノオコルサマの木場カオリ代表取締役社長と共に、Legacy Effects社の4人の創業者も出席した。
今回の提携は、「日本の漫画やアニメを原作とした映画作品を、ハリウッドから世界市場へ送り出す」ことを目的とした共同事業をスタートするもの。木場社長 は、「日本のクリエイターがもっと活躍できる仕組みを作りたい」、Legacy Effects社のJ・ロバート・ローゼングラント氏も「日米両サイドからインプットを出し合い、これまでアニメの世界にあった、日米の溝を埋める架け橋 になりたい」と意気込み、新たな業務提携に興奮を隠しきれなかった。
提携第1弾の監督として抜擢された冨野監督は、「今日、タイトルを発表するところまでいきたかったが、最終的にタイトルをフィックスするまで至らなかっ た」と告白。「僕はこれまでテレビアニメを再構成することで、映画を発表してきた。第1作目については、全くの新作でやるというリスクを冒すわけにはいか ない。過去のものからリメイクする可能性を考えてきましたが、権利関係をクリアするまでは至っていない。今日、僕の口からお話することはできません」とそ れ以上のコメントを差し控えた。
さらに富野監督は「第1弾の監督としては、僕が便利だったんだろう」とニヤリ。しかしながら、「このようなシチュエーションをいただき、『俺だったらこう いうものができる』といううぬぼれがある」とうなずく。「1、2本企画としては考え始めている」と打ち明け、「例えば『ガンダム』だったら、こういう作り 方ができるというものも、もちろん持っている。これまでアニメのリメイクでは成功をしたことはあまりないので、『成功するのはこういう作品だ』というサン プルを作りたい。21世紀の中盤を飾る新しい映像コンテンツを生み出したいと思っている」と並々ならぬ熱意を見せていた。
「日本では、映画として作る場合の資金を集めるのは難しい。ここ10年くらい、自暴自棄になっていた」という富野監督。「87歳までは、1、2本の新作を作れるのでは」と新たな企画にも意欲満面。「打倒、アバター!」と拳を上げていた。