初対面で即セックス!?乱交パーティなのに思わず笑える心理描写がお見事!(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000023-mvwalk-movi


セックスをしたいだけの男女8人が、それぞれの性欲を満たしていく…。人気劇団・ポツドールを主宰し、映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(09)の監督としても知られる三浦大輔の最新作『愛の渦』(3月1日公開)は、観る者を驚愕させる“エロの万華鏡”だ!

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物語の舞台となるのは、秘密クラブ「ガンダーラ」。そこでは毎晩、参加した人同士でセックスができる乱交パーティが開かれていた。親からの仕送りで参加料金を支払う無職の青年(池松壮亮)や、外見は地味だが誰よりも性欲の強い女子大生(門脇麦)、童貞であることを隠そうとする工場勤務の男(駒木根隆介)など、ひと癖もふた癖もある8人が「ガンダーラ」に集合する。

本作で特に注目してほしいのは、8人を演じたキャストたちの演技だ。「セックスをしたいだけ」とはいえ初対面である参加者たちのぎこちない会話、一度行為に及んでしまえば“照れ”を捨て去り動物的な本能を露わにする豹変ぶり、そしてより良いセックスの相手を勝ち取るための微妙な心理戦。8人の仕草や口調は、滑稽でありながら緊張感あふれる“異常な現場”を見事に表現している。

上映時間123分のうち、8人が着衣している時間はたったの18分半。身も心も包み隠すことができない究極の状況で、彼らはどんな行動を起こすのか。個性と実力を併せ持つキャストたちが作り出す爛れた空間を、ぜひ劇場で楽しんでほしい。