【シネマカフェ的海外ドラマvol.302】第2回:「SHERLOCK」ファンこそ観るべき“映画”特集(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000012-cine-movi
海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の主演俳優2人が、『ホビット』シリーズの第2章『ホビット 竜に奪われた王国』で共演! 前回に続き、“「SHERLOCK/シャーロック」ファンこそ観るべき! 映画『ホビット 竜に奪われた王国』”特集をお送りします。
【「SHERLOCK/シャーロック」&『ホビット 竜に奪われた王国』/フォトギャラリー:大写真】
そもそもビルボ(マーティン・フリーマン)とドワーフたちが旅に出たのは、タイトルにもある通り、“竜に奪われた王国”を取り戻すため。ドワーフから国を奪った張本人であり、獰猛で恐ろしい姿をした邪竜・スマウグが、第2章ではビルボらの前に立ちはだかります。
その声と動きを担当するのが、ベネディクト・カンバーバッチ! 早速、ベネディクトにキャラクターを解説していただきましょう。「スマウグはとてつもなく 巨大だけど、大きな体のわりに驚くほどすばしっこい。火を噴くし、空も飛べるんだ。その翼はハリケーン、尾は雷、かぎ爪は槍、牙は剣になる。彼1匹だけで 強力な軍隊みたいなもの。計り知れない破壊力があるんだ。しかも、強欲で怒りっぽいという、人間らしい部分もあるしね」。
スクリーンに登場するのは、画面いっぱいになるほど巨大な竜。その動きはモーション・キャプチャーを駆使し、ベネディクト自らがつけたのだそうです。
「ロンドン動物園の爬虫類館に足を運び、じっくり観察したんだ。ただ、爬虫類は基本的に動きがないから、真似するのは大変だったけど(笑)。それに、原作 本にあるイラストの数々も参考になったよ。数え切れないほどのバージョンが出版されているけど、どれも見事に描かれているものばかりだったね」。
「とは言え、表情、動作、声…と作っていくのは難しい作業だったよ。炎を吐き、空を飛ぶ蛇っぽい動きをしなくてはならないのだけど、実際の僕は生憎にも二 足歩行の哺乳類だからね(笑)。両脚をきつく締めて竜の長い体を表現したり、肘と両手を爪のように使って竜の体が床を這うように見せたり、様々な動きをし てみせたリハーサルは、まるで子どもが遊んでいるような状態だった。そのおかげで、後々になってから理学療法士が僕を治療する羽目になったよ(笑)」。
そんなスマウグを前に、恐怖におののくビルボ。両者の駆け引きが繰り広げられるクライマックスこそが、「SHERLOCK/シャーロック」ファン最大の注目ポイントです。
というのも、巨大な体でビルボを威圧し、賢く攻撃していくスマウグの姿はまるで、明晰な頭脳をフル回転させながらジョンを翻弄して楽しむシャーロック? スマウグを前に逃げまどうビルボの姿も、翻弄されて疲労困憊するジョンに重なるような、重ならないような…。
この素晴らしいシーンは、『ホビット』の原作ファンにも納得してもらえるものだと、マーティンもベネディクトも胸を張ります。
「スマウグはビルボの気配を感じ、匂いを嗅ぎつけ、息づかいを耳にする。スマウグの感覚は非常に研ぎ澄まされているからね。ビルボに対しての彼は、ネズミを追い詰める猫みたいなもの。彼はそこにオモチャにできるものがあると分かっているんだ」とベネディクト。
マーティンも同意します。「スマウグが恐ろしいのは、すぐに相手の居場所を嗅ぎつけ、瞬時に殺せるところ。そんなスマウグに対し、ビルボはただただ恐怖を 感じ、“あと30秒だけでも身を守ることができれば!”と生き延びるのに必死になるんだ。象徴的で、スリリングで、素晴らしいシーンになったよ。原作ファ ンも楽しんでもらえるんじゃないかな」。
ただし、驚くほどスリリングで、2人のケミストリーが感じられるシーンであるにもかかわらず、実際の共演時間はまさかの“0分”だったとか!? 次回は、撮影の裏側、そして「SHERLOCK/シャーロック」の現場との違いを2人に教えていただきます。
海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の主演俳優2人が、『ホビット』シリーズの第2章『ホビット 竜に奪われた王国』で共演! 前回に続き、“「SHERLOCK/シャーロック」ファンこそ観るべき! 映画『ホビット 竜に奪われた王国』”特集をお送りします。
【「SHERLOCK/シャーロック」&『ホビット 竜に奪われた王国』/フォトギャラリー:大写真】
そもそもビルボ(マーティン・フリーマン)とドワーフたちが旅に出たのは、タイトルにもある通り、“竜に奪われた王国”を取り戻すため。ドワーフから国を奪った張本人であり、獰猛で恐ろしい姿をした邪竜・スマウグが、第2章ではビルボらの前に立ちはだかります。
その声と動きを担当するのが、ベネディクト・カンバーバッチ! 早速、ベネディクトにキャラクターを解説していただきましょう。「スマウグはとてつもなく 巨大だけど、大きな体のわりに驚くほどすばしっこい。火を噴くし、空も飛べるんだ。その翼はハリケーン、尾は雷、かぎ爪は槍、牙は剣になる。彼1匹だけで 強力な軍隊みたいなもの。計り知れない破壊力があるんだ。しかも、強欲で怒りっぽいという、人間らしい部分もあるしね」。
スクリーンに登場するのは、画面いっぱいになるほど巨大な竜。その動きはモーション・キャプチャーを駆使し、ベネディクト自らがつけたのだそうです。
「ロンドン動物園の爬虫類館に足を運び、じっくり観察したんだ。ただ、爬虫類は基本的に動きがないから、真似するのは大変だったけど(笑)。それに、原作 本にあるイラストの数々も参考になったよ。数え切れないほどのバージョンが出版されているけど、どれも見事に描かれているものばかりだったね」。
「とは言え、表情、動作、声…と作っていくのは難しい作業だったよ。炎を吐き、空を飛ぶ蛇っぽい動きをしなくてはならないのだけど、実際の僕は生憎にも二 足歩行の哺乳類だからね(笑)。両脚をきつく締めて竜の長い体を表現したり、肘と両手を爪のように使って竜の体が床を這うように見せたり、様々な動きをし てみせたリハーサルは、まるで子どもが遊んでいるような状態だった。そのおかげで、後々になってから理学療法士が僕を治療する羽目になったよ(笑)」。
そんなスマウグを前に、恐怖におののくビルボ。両者の駆け引きが繰り広げられるクライマックスこそが、「SHERLOCK/シャーロック」ファン最大の注目ポイントです。
というのも、巨大な体でビルボを威圧し、賢く攻撃していくスマウグの姿はまるで、明晰な頭脳をフル回転させながらジョンを翻弄して楽しむシャーロック? スマウグを前に逃げまどうビルボの姿も、翻弄されて疲労困憊するジョンに重なるような、重ならないような…。
この素晴らしいシーンは、『ホビット』の原作ファンにも納得してもらえるものだと、マーティンもベネディクトも胸を張ります。
「スマウグはビルボの気配を感じ、匂いを嗅ぎつけ、息づかいを耳にする。スマウグの感覚は非常に研ぎ澄まされているからね。ビルボに対しての彼は、ネズミを追い詰める猫みたいなもの。彼はそこにオモチャにできるものがあると分かっているんだ」とベネディクト。
マーティンも同意します。「スマウグが恐ろしいのは、すぐに相手の居場所を嗅ぎつけ、瞬時に殺せるところ。そんなスマウグに対し、ビルボはただただ恐怖を 感じ、“あと30秒だけでも身を守ることができれば!”と生き延びるのに必死になるんだ。象徴的で、スリリングで、素晴らしいシーンになったよ。原作ファ ンも楽しんでもらえるんじゃないかな」。
ただし、驚くほどスリリングで、2人のケミストリーが感じられるシーンであるにもかかわらず、実際の共演時間はまさかの“0分”だったとか!? 次回は、撮影の裏側、そして「SHERLOCK/シャーロック」の現場との違いを2人に教えていただきます。