あの美人アカデミー賞女優が、まさかの強烈なブス女に!(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140207-00000007-mvwalk-movi
アカデミー賞女優のクールビューティー、ティルダ・スウィントンが、『殺人の追憶』(03)や『グエムル 漢江の怪物』(06)の鬼才ポン・ジュノの監督最新作『スノーピアサー』(2月7日公開)で、強烈なキャラクターのブス女役にトライ!メガネに歯並びの悪 い口元、色気ゼロのキャラクターは、『ナルニア国物語』シリーズの美しい白の魔女役を演じたティルダと同一人物だとは思えない!来日したポン・ジュノ監督 に、彼女のキャスティング秘話について話を聞いた。
【写真を見る】衝撃的!ティルダの歯としわくちゃの手に注目。まるで別人!
本作は、ジャン・マルク・ロシェットのグラフィックノベルを映画化したSF超大作だ。舞台は、温暖化の実験が失敗し、氷河期を迎えた近未来の地球。人類が唯一生存できる手段は、永久不滅のエンジンを搭載し、1年かけて地球を一周する列車“スノーピアサー”での生活だった。
改めて確認しておくが、ティルダは、ケンブリッジ大学卒、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学んだ、知性派の女優だ。ジョージ・クルーニーと 共演した『フィクサー』(07)では、アカデミー賞助演女優賞と英国アカデミー賞助演女優賞を受賞した、いわば世間の誰もが認める才色兼備の演技派女優な のだ。なので、今回のすっ飛んだキャラクターとのギャップには度肝を抜かれる。いや、違う。できる女だから、ここまで不細工でヘンテコな役柄に成り切れた のだ。
ティルダについては、脚本を書き上げる前からオファーをしていたというポン・ジュノ監督。「実は、僕は元々、ティルダのファンだったのですが、彼女が『グ エムル~』が好きだとインタビューで言ってくれた記事を読んだことがあり、2011年のカンヌ国際映画祭で彼女に会った時、『一緒に仕事をしましょう』と 約束をしたのです。ただ、『スノーピアサー』の脚本を書いている時、彼女に適した役がないことに気づきました。そこで、もともと中年男性の設定だったメイ ソン役を、男性から女性に性別を変えてオファーをしました」。
ティルダが演じたメイソンは、スノーピアサーの創造主ウィルフォード(エド・ハリス)の右腕の総理である。押しの強いナンバー2で、元々男性の設定だった ことも納得がいく。「今思うと良い決断でした。あの役は彼女にしかできなかったと思います」とポン・ジュノ監督は胸を張る。「今回、彼女は、自分をガラリ と変えたい、顔を全く違うものにしたいという希望がものすごく強かった。一度、撮影前に私と衣装担当の人とプロデューサーが、彼女の家に招待されたので す。そこで彼女はまるでショーのように、自分でコーディネートした姿を見せて、プレゼンをしてくれました。映画で準備した衣装や、古い昔のメガネ、差し 歯、豚の鼻をつけたりして(笑)。非常に面白かったです」。
メイソンのキャラクターについては、ふたりでいろいろと話し合ったそうだ。「おそらく最初、メイソンは、あそこまでの地位に上り詰めていなかったはず。お 金持ちの人たちの下働きをしていた、ルームメイドのような人物だったのではないかと。そういう彼女がたまたまウィルフォードの目に留まり、身分がどんどん 上昇していった。きっと彼女自身も欲望の強い女性だったのではないかと。だから演説も大げさだし、ゴージャスなファーコートを着たり、勲章をあちこちにつ けたりしているんです」。
研ぎ澄まされた演技を見せる『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンスをはじめ、名優たちの熱演が冴える『スノーピアサー』。ポン・ジュノ監督が引き出した、これまで見たことのないティルダ・スウィントンも脇で光っているので、お見逃しなく!
アカデミー賞女優のクールビューティー、ティルダ・スウィントンが、『殺人の追憶』(03)や『グエムル 漢江の怪物』(06)の鬼才ポン・ジュノの監督最新作『スノーピアサー』(2月7日公開)で、強烈なキャラクターのブス女役にトライ!メガネに歯並びの悪 い口元、色気ゼロのキャラクターは、『ナルニア国物語』シリーズの美しい白の魔女役を演じたティルダと同一人物だとは思えない!来日したポン・ジュノ監督 に、彼女のキャスティング秘話について話を聞いた。
【写真を見る】衝撃的!ティルダの歯としわくちゃの手に注目。まるで別人!
本作は、ジャン・マルク・ロシェットのグラフィックノベルを映画化したSF超大作だ。舞台は、温暖化の実験が失敗し、氷河期を迎えた近未来の地球。人類が唯一生存できる手段は、永久不滅のエンジンを搭載し、1年かけて地球を一周する列車“スノーピアサー”での生活だった。
改めて確認しておくが、ティルダは、ケンブリッジ大学卒、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学んだ、知性派の女優だ。ジョージ・クルーニーと 共演した『フィクサー』(07)では、アカデミー賞助演女優賞と英国アカデミー賞助演女優賞を受賞した、いわば世間の誰もが認める才色兼備の演技派女優な のだ。なので、今回のすっ飛んだキャラクターとのギャップには度肝を抜かれる。いや、違う。できる女だから、ここまで不細工でヘンテコな役柄に成り切れた のだ。
ティルダについては、脚本を書き上げる前からオファーをしていたというポン・ジュノ監督。「実は、僕は元々、ティルダのファンだったのですが、彼女が『グ エムル~』が好きだとインタビューで言ってくれた記事を読んだことがあり、2011年のカンヌ国際映画祭で彼女に会った時、『一緒に仕事をしましょう』と 約束をしたのです。ただ、『スノーピアサー』の脚本を書いている時、彼女に適した役がないことに気づきました。そこで、もともと中年男性の設定だったメイ ソン役を、男性から女性に性別を変えてオファーをしました」。
ティルダが演じたメイソンは、スノーピアサーの創造主ウィルフォード(エド・ハリス)の右腕の総理である。押しの強いナンバー2で、元々男性の設定だった ことも納得がいく。「今思うと良い決断でした。あの役は彼女にしかできなかったと思います」とポン・ジュノ監督は胸を張る。「今回、彼女は、自分をガラリ と変えたい、顔を全く違うものにしたいという希望がものすごく強かった。一度、撮影前に私と衣装担当の人とプロデューサーが、彼女の家に招待されたので す。そこで彼女はまるでショーのように、自分でコーディネートした姿を見せて、プレゼンをしてくれました。映画で準備した衣装や、古い昔のメガネ、差し 歯、豚の鼻をつけたりして(笑)。非常に面白かったです」。
メイソンのキャラクターについては、ふたりでいろいろと話し合ったそうだ。「おそらく最初、メイソンは、あそこまでの地位に上り詰めていなかったはず。お 金持ちの人たちの下働きをしていた、ルームメイドのような人物だったのではないかと。そういう彼女がたまたまウィルフォードの目に留まり、身分がどんどん 上昇していった。きっと彼女自身も欲望の強い女性だったのではないかと。だから演説も大げさだし、ゴージャスなファーコートを着たり、勲章をあちこちにつ けたりしているんです」。
研ぎ澄まされた演技を見せる『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンスをはじめ、名優たちの熱演が冴える『スノーピアサー』。ポン・ジュノ監督が引き出した、これまで見たことのないティルダ・スウィントンも脇で光っているので、お見逃しなく!