【インタビュー】祝・トム・ヒドルストン生誕33周年! “イタズラの神”ロキ様は「チャーミング」が魅力(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00000002-cine-movi
2011年公開の前作『マイティ・ソー』を大幅に上回る大ヒットスタートを記録している『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』。なんと本日(2月9日) は、本作の人気を牽引する、ソーの宿敵・ロキ様ことトム・ヒドルストンの33回目のバースデー。これに合わせて、彼のロキに対する思いと『アベンジャー ズ』続編について語ったインタビューが到着した。
【“ロキ様”ことトム・ヒドルストン/大写真】
ト ム・ヒドルストンといえば、昨年、毎年恒例の「Empire」誌による“最もセクシーな男優ベスト10”でも2位に選出された、注目の英国男子。2013 年には『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』にて、ヴァンパイアながら知的で我が道をゆく、孤高のロック・ミュージシャンを演じるなど、さまざまな 活躍の場を広げているが、なんといっても彼の一番のハマリ役は、本シリーズでのロキ。
『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』、そして公開中の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でのロキ役を通して、高い演技力と、特異な魅力で大ブレイクを果たし、世界中を魅了し続けている。
昨年行われたコミコンでは、そのロキに扮して登場し、集まったファンを熱狂させ、ロンドンでの本作ワールドプレミアでも、劇中さながらにソー役のクリス・ ヘムズワースと息の合ったところを見せてくれたトム。いったい、観客をそこまで熱くさせるロキの魅力とは、何なのだろうか。
「分からないよ(笑)」とトムは苦笑する。
「ただ、ソーは雷の神であるように、彼は“イタズラの神”なんだ。だから基本的に、彼の茶目っ気にはどこか魅力的なところがある、ということだと思う」と分析する。
「ロキには茶目っ気があり、カリスマティックで、チャーミングで、予想がつかない。これらの要素が、彼を魅力的にしているのかもしれないと思う。イタズラ心は、僕たちみんなが持っているからね」と、人々を魅了するロキについて語る。
本作で再びロキを演じたことについては、「自分が一度関わった役柄にもう一度戻れるという光栄は、映画ビジネス、いや、ひとりの演者としてもなかなかある ことじゃないんだ」と謙遜しながらも、王立演劇学校出身でもともとは舞台で活躍していたトムらしく、「普通、演劇なら舞台に上がって何度も演じるけれど、 映画は一度の撮影だけだから、演者として演じているときだけ、そのキャラクターとの関係を築き、撮影が終われば、衣装を脱いで去ってそれで終わりだよ」と 比較する。
「今回素晴らしかったのは、これがロキとは3度目の出会いで、それぞれ1年ずつ間があったけれど、3度目となるこの『マイティ・ソー』の続編では、役者と して彼の心理や身体や感情に、新たな深みや側面や相互作用をもたらせるチャンスじゃないかと感じたことさ」と、ロキ役への再挑戦は自らの成長にも繋がって いたことを明かした。
確かにロキは、甘くセクシーなルックスでありながら、高慢で狡猾、胸には常に義兄・ソーへの愛と嫉妬が渦巻き、冷酷で容赦がなく、激しいまでの王座への執着があり、時に哀れさをも醸し出す…というすさまじく複雑なキャラクターだ。
彼が思うロキとは、「神話でも描かれているように、ある種の破壊者だね。でも人間的なレベルで見ると、彼の心理や心象風景はとても興味深いんだ。とても知 的なのに、壊れているからさ」という。「この映画は、彼の中にあるヒーローとしての度量と、権謀術数(人々を策略に陥れる)主義的な悪意の両方を探求する チャンスだったんだ」。
だが、そんなロキは2015年公開の『The Avengers:Age of Ultron』(原題)には“登場しない”とのうわさも!
「そうなんだ。 『アベンジャーズ』は何か新しいことをする必要があるんだと思う。彼らは1作目でロキをやっつけた。もし僕が2作目に出たら、そこにいる必要は何もなくな る。僕がチームに入らない限りはね。でも『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観れば分かるように、それは可能じゃないんだ」と意味深な発言。
ようやくソーと仲直りするかと思われたのに、本作でロキを待ち受ける衝撃的な運命からすれば、それは仕方のないことなのか?
初来日で多くの日本のファンを熱狂させたクリスに続き、来日を熱望されているトム。“ロキ様”としては、本作が見納めとなるのかもしれない!?
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は全国にて公開中。
2011年公開の前作『マイティ・ソー』を大幅に上回る大ヒットスタートを記録している『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』。なんと本日(2月9日) は、本作の人気を牽引する、ソーの宿敵・ロキ様ことトム・ヒドルストンの33回目のバースデー。これに合わせて、彼のロキに対する思いと『アベンジャー ズ』続編について語ったインタビューが到着した。
【“ロキ様”ことトム・ヒドルストン/大写真】
ト ム・ヒドルストンといえば、昨年、毎年恒例の「Empire」誌による“最もセクシーな男優ベスト10”でも2位に選出された、注目の英国男子。2013 年には『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』にて、ヴァンパイアながら知的で我が道をゆく、孤高のロック・ミュージシャンを演じるなど、さまざまな 活躍の場を広げているが、なんといっても彼の一番のハマリ役は、本シリーズでのロキ。
『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』、そして公開中の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でのロキ役を通して、高い演技力と、特異な魅力で大ブレイクを果たし、世界中を魅了し続けている。
昨年行われたコミコンでは、そのロキに扮して登場し、集まったファンを熱狂させ、ロンドンでの本作ワールドプレミアでも、劇中さながらにソー役のクリス・ ヘムズワースと息の合ったところを見せてくれたトム。いったい、観客をそこまで熱くさせるロキの魅力とは、何なのだろうか。
「分からないよ(笑)」とトムは苦笑する。
「ただ、ソーは雷の神であるように、彼は“イタズラの神”なんだ。だから基本的に、彼の茶目っ気にはどこか魅力的なところがある、ということだと思う」と分析する。
「ロキには茶目っ気があり、カリスマティックで、チャーミングで、予想がつかない。これらの要素が、彼を魅力的にしているのかもしれないと思う。イタズラ心は、僕たちみんなが持っているからね」と、人々を魅了するロキについて語る。
本作で再びロキを演じたことについては、「自分が一度関わった役柄にもう一度戻れるという光栄は、映画ビジネス、いや、ひとりの演者としてもなかなかある ことじゃないんだ」と謙遜しながらも、王立演劇学校出身でもともとは舞台で活躍していたトムらしく、「普通、演劇なら舞台に上がって何度も演じるけれど、 映画は一度の撮影だけだから、演者として演じているときだけ、そのキャラクターとの関係を築き、撮影が終われば、衣装を脱いで去ってそれで終わりだよ」と 比較する。
「今回素晴らしかったのは、これがロキとは3度目の出会いで、それぞれ1年ずつ間があったけれど、3度目となるこの『マイティ・ソー』の続編では、役者と して彼の心理や身体や感情に、新たな深みや側面や相互作用をもたらせるチャンスじゃないかと感じたことさ」と、ロキ役への再挑戦は自らの成長にも繋がって いたことを明かした。
確かにロキは、甘くセクシーなルックスでありながら、高慢で狡猾、胸には常に義兄・ソーへの愛と嫉妬が渦巻き、冷酷で容赦がなく、激しいまでの王座への執着があり、時に哀れさをも醸し出す…というすさまじく複雑なキャラクターだ。
彼が思うロキとは、「神話でも描かれているように、ある種の破壊者だね。でも人間的なレベルで見ると、彼の心理や心象風景はとても興味深いんだ。とても知 的なのに、壊れているからさ」という。「この映画は、彼の中にあるヒーローとしての度量と、権謀術数(人々を策略に陥れる)主義的な悪意の両方を探求する チャンスだったんだ」。
だが、そんなロキは2015年公開の『The Avengers:Age of Ultron』(原題)には“登場しない”とのうわさも!
「そうなんだ。 『アベンジャーズ』は何か新しいことをする必要があるんだと思う。彼らは1作目でロキをやっつけた。もし僕が2作目に出たら、そこにいる必要は何もなくな る。僕がチームに入らない限りはね。でも『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観れば分かるように、それは可能じゃないんだ」と意味深な発言。
ようやくソーと仲直りするかと思われたのに、本作でロキを待ち受ける衝撃的な運命からすれば、それは仕方のないことなのか?
初来日で多くの日本のファンを熱狂させたクリスに続き、来日を熱望されているトム。“ロキ様”としては、本作が見納めとなるのかもしれない!?
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は全国にて公開中。