実写版『パトレイバー』オープニング映像&千葉繁のナレーションにファン喝采! (cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140322-00000005-cine-movi


まもなく第1章の公開が始まる『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のイベントが3月22日(土)、東京ビッグサイトにて行われている「Anime Japan 2014」にて開催。主演の真野恵里菜を始め、千葉繁、押井守監督も来場し、初公開となるオープニング映像などが上映された。

【真野恵里菜(泉野明役) in Anime Japan 2014/大きな写真】

時代に先駆けメディアミックス展開でヒットを記録した「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクトで、従来の設定を引き継ぎつつも“3代目”の物語としてオリジナルストーリーが展開。“レイバー”と呼ばれるロボットのような汎用人型作業機械を配備した警察のパトレイバー隊の活躍を描く。

この日はまず、主人公たちが所属する特車二課の歴史や、かつてのアニメ版のキャラクターたちのその後について語られる「エピソード0」が上映された。千葉さんがアニメ版で声を担当し、今回の実写でも引き続き演じている整備士・シバシゲオが語る形で物語が展開するが、この時点でアニメ版からのファンの興奮は高まっていく。

上映後に真野さん、千葉さん、押井監督が登場し、千葉さんが「こんにちは!」とアニメ版そのままの声で挨拶すると、割れんばかりの拍手が沸き起こった。

真野さんは、今回演じた主人公・泉野明(いずみの あきら)について「いままでの役で一番等身大。個性的なメンバーの中でも明は普通の女の子なんです。演じながらどんどん好きになりました」と語る。第1章公開を目前に控え「不安がありつつも楽しみが大きいです。3代目としてこれまでのよきところを残しつつ、新しい世界観を生み出せたと思います」と力強く語った。

アニメから継続して特車二課に在籍する唯一の男・シバシゲオを演じた千葉さんを押井監督は「アニメと実写を繋ぐ存在」と語り、強い信頼関係をうかがわせる。千葉さんは今回の実写化について「やっと来たかという感じ。聞いたときは鳥肌が立ちました」とニヤリ。

押井監督も「やっと来たか、という感じ」と千葉さんの言葉に同意。アニメの頃から「実写ならこう撮るだろうとずっと考えていた」と明かすなど、満を持しての実写化への強い思い入れを口にする。

さらにこの日は、初公開となる2分間のオープニング映像を上映。アニメからのファンにとっては、今回の実写版も川井憲次が音楽を担当しているのが嬉しいところ。押井監督は「僕が頼む前から決まってました。川井くん以外誰もできない」と全幅の信頼を寄せており、千葉さんは「いいですねぇ。いよいよ、みなさんに観ていただけるんだと高まります」と興奮気味に語っていた。

最後に千葉さんはアニメでおなじみのパトレイバーを紹介するナレーションを生で披露。最後に「3代目、出動せよ!」と声を張り上げ、会場は温かい拍手に包まれた。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は4月5日(土)より第1章の上映開始。2015年にかけて第7章までイベント上映され、2015年GWに劇場版長編が公開となる。