ブログネタ:【Ameba Meister】昼ドラ『聖母・聖美物語』の制作発表、ママブロガー記者様へ
参加中
本文はここから
もうすぐ、午後1時30分からフジテレビ系全国ネットでドラマ『聖母・聖美物語』がの放映が始まります!
昼ドラ【聖母・聖美物語】公式サイト(※PCサイト)
ワタクシ、3月17日に行われた制作発表会見に運良くもぐりこむことができまして、本日放送分を一足お先に見てきちゃったんですけれども……
いや、激しかったです!
もう、昼ドラといえばお約束の愛憎ドロドロのてんこ盛り!
冒頭からいきなりのあり得ない不幸の連続に、目を点にする間もなくあれよあれよと怒濤の展開。一体どうやったらこう次から次に不幸がふりかかってくる人生を選べるんだと、ヒロインに対して同情するより感心しちゃいます。
まあヒロインの不幸はおいといて、これは現代における究極の「妊活ドラマ」なのですね。
実はこのドラマの始まる時代は今から20年ほど前。
「生殖医療」が現実のものとなり始めた時代です。
具体的には、不妊治療として体外受精が一般でも可能になった頃です。これって一番最初は「試験管ベビー」と呼ばれてたんですよ。あたかも神に代わって科学の力で女性の妊娠・出産を操る技術、みたいな言われようでした。今ではお金さえあれば不妊治療として普通の人でもできますが、そうなるまでには長い歴史があったわけで。
「体外受精」が現実のものとなると、次に来るのは「代理母」。これは卵子は健康で受精できても子宮に問題があって受精卵を育めない女性に代わって、別の女性の子宮の中でその受精卵を成長させる技術。最初は身内等のボランティアだったけれど、すぐにビジネスになりました。
こういう生殖医療の技術の発達史とからめて、ヒロインの人生が紆余曲折していくわけですよ。恐らくその時代における最新技術を使う、という形で物語が進んでいくのでしょう。
これはホント、現代の女性に「妊娠」に関するあらゆる注意点を発信していくドラマじゃないかと思いましたね!
昔は「結婚しなくても妊娠はするんだよ」がせいぜいドラマのメッセージだったものですが、『聖母・聖美物語』は違います。
「結婚したからってすぐ妊娠できるとは限らないんだよ」
に始まって、
「不妊治療ってこうなんだよ」
を徹底的に語り尽くし、さらには
「一人目が生まれたからって、二人目ができるとは限らないんだよ」
「子どもはすくすく育つばかりじゃないんだよ」
と生まれてからも直面する困難をつぶさに拾い上げ、最終的には神に代わって自ら出産をコントロールしようとする人間の傲慢さを暴き出そうというのでしょう。そこに家族問題がからんでくるのですから、これは目が離せません!
そういえば最近は「女の子を産んだら勝ち組」という言葉があるようですが、このドラマでは違いますよ~~~~~。なにしろ舞台が一昔も二昔も前ですからね~~~~~、あれっすよ、「男の子を産めない嫁はいらん」という、あの世界! ちょっと前まで、これ、現実だったんですよ~~~~~(地方や家によっては今でも充分あると思います)。
この「女の子を産んだら勝ち組」という言葉にぐっさり傷ついている男子オンリー母の皆様は是非この『聖母・聖美物語』をごらんください。ばっちり溜飲を下げられること、請け合い!
さあ、もうすぐ始まりです『聖母・聖美物語』。
時代と共にヒロインの不幸を追いながら、現代の生殖医療の全てを分かりやすく見ちゃいましょう!
現在妊活中の方にはとってもタメになるドラマだと思いますよ!