カンバーバッチら“英国男子”の次は“北欧男子”にブームの予感(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140402-00000009-eiga-movi
ここ数年、英国出身の俳優たちが目覚しい活躍をみせ、ハリウッドをにぎわせている。「SHERLOCK シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチや「007 スカイフォール」のベン・ウィショー、「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」のトム・ヒドルストンらは日本でも多くのファンを獲得。そしていま、そんな“英国男子”に続き、北欧出身の容姿端麗な俳優“北欧男子”が躍進のきざしを見せている。
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北欧男子の中で既に圧倒的な人気を博しているのが、スウェーデン・ストックホルム出身のアレクサンダー・スカルスガルド。同国を代表する名優ステラン・スカルスガルドを父にもつアレクサンダーは、米HBOの「TRUE BLOOD トゥルーブラッド」でバンパイア役を演じブレイク。スクリーンでも「バトルシップ」のようなアクション大作から、「ザ・イースト」や「ディス/コネクト」(5月24日公開)といった社会派ドラマでも活躍する。現在公開中のリメイク版「ロボコップ」で主演に抜てきされた同郷のジョエル・キナマンも、米国のTVシリーズ「キリング」で脚光を浴び、スターへの道を切り開いている。
デンマーク出身で、「007 カジノ・ロワイヤル」(2006)の悪役で世界的に有名になったマッツ・ミケルセンは“北欧の至宝”と称される実力派。12年の「偽りなき者」ではカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞し、確固たる地位を築き上げた。母国の映画界の発展に貢献したことでデンマーク女王から爵位を授けられ、現在米テレビシリーズ「ハンニバル」に出演中だ。「羊たちの沈黙」などに登場するハンニバル・レクターが連続殺人鬼として名を馳せる以前の時代を描いたサスペンスで、ミケルセンは天才精神科医とサイコパスの二面性をもつレクター役で円熟した演技力を発揮している。
米国で活躍する北欧男子がいる一方で、彼らが母国で出演した映画も日本に上陸している。中でも話題を呼んでいるのが、アレクサンダーの弟ビル・スカルスガルドがアスペルガー症候群の主人公を好演した「シンプル・シモン」(5月3日公開)だ。また、ノルウェーで大ヒットを記録したアドベンチャー「ラグナロク オーディン神話伝説」には、アカデミー賞外国語映画賞候補作「コン・ティキ」で魅力を発揮したポール・スベーレ・バルハイム・ハーゲンが主演。同作は、東京・新宿シネマカリテで開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014」(5月17日~6月13日)で上映される。