ナマビを飲んで世界を救おう!「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(産経新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140412-00000522-san-movi
生ビールの季節がやってきました。みなさんはお酒を、何のために飲むのでしょうか? 特にナマビ(生ビール)ですね。飲めば飲むほど酔っ払って、目的が分からなくなってきませんか。12日公開のイギリス映画、エドガー・ライト監督作品「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」を観ると、なるほどと納得する人が、うーん、いるのかなあ?
あ、この原稿、ナマビ片手に酔っ払って書いているわけでは、もちろんありません。ただし映画を思い出すと、どうしても酔っ払った気分になってしまうのです。それくらい、ナマビをおいしそうに(?)飲むシーンが続きます。イギリス人は日本人に比べて、体質的にもアルコールには強いといわれています。それでも、この飲みっぷりはすさまじいです。
舞台はイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンです。40代の働き盛りに達した男たちは、学生時代に成し遂げられなかった「1晩に5人で12軒のはしご酒」に再チャレンジします。めちゃくちゃ無謀な計画といってもいいでしょう。なぜ、そんなことをするの? ときくのはやぼですね。とにかく久しぶりに集まった5人は、ゴールの酒場と定めたワールズ・エンド(世界の終わり)をめざしてジョッキを次々と開けていきます。
でも、人がただナマビを馬並みに飲み続けているのを見ているだけでは、おもしろくもおかしくもありません。途中から、辺りの様子がちょっとへんだぞと、気がつき始めます。酔っているからでしょうか? いいえ、街の住民はどうやら、正体不明の侵略者に自らの自由を乗っ取られ、操られているみたいなのです。飲み続けることがどうして侵略者との対決になるのかはよく分かりませんが、とにかくそういうことで、5人はひたすら飲んではワールズ・エンドをめざすのです。