「スパイダーマン」と「X-MEN」、スタジオの壁を越えてタッグ(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140418-00000011-eiga-movi
「アメイジング・スパイダーマン2」のエンディングに、「X-MEN:フューチャー&パスト」のフッテージがついていることが明らかになり、映画ファンの間で話題となっている。
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、「X-MEN」シリーズは、いずれもマーベルのキャラクターが原作だが、前者はソニー・ピクチャーズ、後者は20世紀フォックスが製作している。米バラエティによれば、ライバル同士が協力した背景には、マーク・ウェブ監督の存在があるという。
「(500)日のサマー」でブレイクしたウェブ監督は、同作を製作・配給したフォックス・サーチライトでさらに1本の映画を手がける契約を結んでいたものの、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを優先。この点をめぐり、2012年に両社間で駆け引きがあり、フォックスはウェブ監督が「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを続行することを許可する代わりに、ソニーは「X-MEN」の宣伝を無料で行うことを了承したという。
フォックスは、大ヒットが約束されている「アメイジング・スパイダーマン2」でシリーズ最新作「X-MEN:フューチャー&パスト」の宣伝ができることになったわけだが、ソニーにとってもメリットはある。映画のエンディングで新作のフッテージを公開する手法は、いわばマーベル映画のお家芸。この手法を踏襲することで、「アメイジング・スパイダーマン」もマーベル映画ファミリーの一員だという印象を観客に抱かせることができるからだ。
なお、「アメイジング・スパイダーマン2」は4月25日、「X-MEN:フューチャー&パスト」は5月30日の公開予定。