【特別映像】リアル過ぎ!? ジュリア・ロバーツら三姉妹の本音トーク…『8月の家族たち』(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000016-cine-movi
本年度第86回アカデミー賞で「主演女優賞」にメリル・ストリープ、「助演女優賞」にジュリア・ロバーツがWノミネートを果たし、公開となった映画『8月の家族たち』。
【写真】アカデミー賞ノミネートされたジュリア・ロバーツ&メリル・ストリープ
本作から、長女を演じたジュリアら三姉妹が、親について語る“超リアル”な本編映像が到着。また、ジュリア、アビゲイル・ブレスリン、監督のジョン・ウェルズが、8月の猛暑の中で繰り広げられた“家族”の物語である本作について語ってくれた。
「トニー賞」「ピュリッツァー賞」のW受賞作という、演劇界でも一目置かれる作品の映画化には、オスカー女優のメリルとジュリア始め、ユアン・マクレ ガー、ベネディクト・カンバーバッチ、クリス・クーパー、ジュリエット・ルイスら、正真正銘の超豪華キャストが集結。家族がゆえに隠された、たくさんの本 音と秘密が次々と暴かれていく本作では、思わずのぞき見せずにはいられないスリリングでショッキングな家族バトルが展開されていく。
実家を出て暮らす人ほど心が痛い!? “親の面倒をみる”のは誰?
太陽照りつける8月の真夏日、父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ久しぶりに集まった三姉妹、年ごろのひとり娘(アビゲイル・ブレスリン) は反抗期で夫(ユアン・マクレガー)とは別居中の長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)と、ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー(ジュリアン・ ニコルソン)、怪しい(?)婚約者と共に現れた自由奔放な三女カレン(ジュリエット・ルイス)。そんな彼女たちを迎えるのは、がんの闘病中で薬が手放せな い、毒舌家の母バイオレット(メリル・ストリープ)だ。
久々に三人集まった姉妹たちは、自分たちの近況を話し合ううちに、実家にひとり残った次女アイビーがずっと溜め込んでいた本音をつい口にしてしまう。「親 の面倒をみるのは私だけ、と気付いたときから皮肉屋になった」と、地元から遠く離れた土地で暮らし、滅多に顔を見せなくなっていたバーバラとカレンに思い をぶつけたのだ。
さらには「家族や姉妹の神話は消えた。家族は遺伝子でつながるだけの無作為に選ばれた細胞よ」とまで言い放つアイビー。「私も面倒は見たわ」「途中で逃げ たでしょ」…親の老後について話すこの姉妹のリアルなやりとりには、親元を離れて暮らす人ならば特に、ドキリとさせられることだろう。
愛しいからこそ、憎らしい。決して切り離せない“家族”の物語
「嫌いなときがあっても愛してるし、縁は切れない。家族の関係はとても複雑だから好きとか嫌いで簡単に割り切れない」と語るのは、『リトル・ミス・サンシャイン』では丸めがねが印象的な可愛らしい少女だったが、いまではすっかり大人びたアビゲイルだ。
彼女の母親役を演じたジュリアも、「親と同じことをし、同じ過ちを犯してしまう。逃れようのない親子の因縁よ」と意味深に語っており、反抗期特有の微妙な母と娘の距離感もまた、本作の中で語られる“家族”の側面となる。
ウェルズ監督は「舞台はアメリカだが、普遍的な家族の在り方を描いている」と言う。「作品の軸は、僕らが家族と接することで味わう喜びやイラ立ちだ。たと え不仲でも家族は関わり合わねばならない」と話すように、決して切り離せない“家族”という関わりがある以上、誰もがどこかで感じたことのある複雑な感情 を、監督はいくつもスクリーンに映し出している。
また、本作が決して“遠いアメリカの国の家族の物語”ではなく、普遍的な“家族”の物語であることは、いち早く本作を鑑賞した人たちから届いたコメントからも、うかがい知ることができる。
・「娘の遠慮ない物言いに慣れているつもりでも、いまだにちょっと傷つくことがある。でもこういうことも含めて私の娘だと思う」。
・「ついつい些細な部分にイライラを感じ、厳しくきつく言ってしまうことがあるので、もっと優しくお互いを想い合っていきたい」。
・「親しき仲にも礼儀あり。実家帰省に気がすすまない人に観てほしい」。
・「親子、特に母と娘の関係はいつまでたっても、歳を重ねても、お互いが素直にならないと上手くいかないものだと感じた」。
・「なかなか子離れできず、干渉してしまがちで反省することが多い」。
・「自分の家族でもあるようなエピソードがでてきて、どこの家族にもいろいろあることを上手く隠しながら毎日を過ごしているんだなと思った。母娘の関係は特別で何でも言っても平気なように思っていたが、言ってはいけないこともあるなと感じ、言葉に気をつけようと思った」。
・「母親と離れて暮らしているけど、年々頑固になり、こちらの気持ちが伝わらないことが多々あり、肉親って本当に難しい。姑の方が楽」。
近くて遠く、憎いけど愛おしい、決して他人事ではない“家族”のあり方を映し出す物語。あなたなら、一体どのキャラクターに感情移入するのだろう?
『8月の家族たち』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。
本年度第86回アカデミー賞で「主演女優賞」にメリル・ストリープ、「助演女優賞」にジュリア・ロバーツがWノミネートを果たし、公開となった映画『8月の家族たち』。
【写真】アカデミー賞ノミネートされたジュリア・ロバーツ&メリル・ストリープ
本作から、長女を演じたジュリアら三姉妹が、親について語る“超リアル”な本編映像が到着。また、ジュリア、アビゲイル・ブレスリン、監督のジョン・ウェルズが、8月の猛暑の中で繰り広げられた“家族”の物語である本作について語ってくれた。
「トニー賞」「ピュリッツァー賞」のW受賞作という、演劇界でも一目置かれる作品の映画化には、オスカー女優のメリルとジュリア始め、ユアン・マクレ ガー、ベネディクト・カンバーバッチ、クリス・クーパー、ジュリエット・ルイスら、正真正銘の超豪華キャストが集結。家族がゆえに隠された、たくさんの本 音と秘密が次々と暴かれていく本作では、思わずのぞき見せずにはいられないスリリングでショッキングな家族バトルが展開されていく。
実家を出て暮らす人ほど心が痛い!? “親の面倒をみる”のは誰?
太陽照りつける8月の真夏日、父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ久しぶりに集まった三姉妹、年ごろのひとり娘(アビゲイル・ブレスリン) は反抗期で夫(ユアン・マクレガー)とは別居中の長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)と、ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー(ジュリアン・ ニコルソン)、怪しい(?)婚約者と共に現れた自由奔放な三女カレン(ジュリエット・ルイス)。そんな彼女たちを迎えるのは、がんの闘病中で薬が手放せな い、毒舌家の母バイオレット(メリル・ストリープ)だ。
久々に三人集まった姉妹たちは、自分たちの近況を話し合ううちに、実家にひとり残った次女アイビーがずっと溜め込んでいた本音をつい口にしてしまう。「親 の面倒をみるのは私だけ、と気付いたときから皮肉屋になった」と、地元から遠く離れた土地で暮らし、滅多に顔を見せなくなっていたバーバラとカレンに思い をぶつけたのだ。
さらには「家族や姉妹の神話は消えた。家族は遺伝子でつながるだけの無作為に選ばれた細胞よ」とまで言い放つアイビー。「私も面倒は見たわ」「途中で逃げ たでしょ」…親の老後について話すこの姉妹のリアルなやりとりには、親元を離れて暮らす人ならば特に、ドキリとさせられることだろう。
愛しいからこそ、憎らしい。決して切り離せない“家族”の物語
「嫌いなときがあっても愛してるし、縁は切れない。家族の関係はとても複雑だから好きとか嫌いで簡単に割り切れない」と語るのは、『リトル・ミス・サンシャイン』では丸めがねが印象的な可愛らしい少女だったが、いまではすっかり大人びたアビゲイルだ。
彼女の母親役を演じたジュリアも、「親と同じことをし、同じ過ちを犯してしまう。逃れようのない親子の因縁よ」と意味深に語っており、反抗期特有の微妙な母と娘の距離感もまた、本作の中で語られる“家族”の側面となる。
ウェルズ監督は「舞台はアメリカだが、普遍的な家族の在り方を描いている」と言う。「作品の軸は、僕らが家族と接することで味わう喜びやイラ立ちだ。たと え不仲でも家族は関わり合わねばならない」と話すように、決して切り離せない“家族”という関わりがある以上、誰もがどこかで感じたことのある複雑な感情 を、監督はいくつもスクリーンに映し出している。
また、本作が決して“遠いアメリカの国の家族の物語”ではなく、普遍的な“家族”の物語であることは、いち早く本作を鑑賞した人たちから届いたコメントからも、うかがい知ることができる。
・「娘の遠慮ない物言いに慣れているつもりでも、いまだにちょっと傷つくことがある。でもこういうことも含めて私の娘だと思う」。
・「ついつい些細な部分にイライラを感じ、厳しくきつく言ってしまうことがあるので、もっと優しくお互いを想い合っていきたい」。
・「親しき仲にも礼儀あり。実家帰省に気がすすまない人に観てほしい」。
・「親子、特に母と娘の関係はいつまでたっても、歳を重ねても、お互いが素直にならないと上手くいかないものだと感じた」。
・「なかなか子離れできず、干渉してしまがちで反省することが多い」。
・「自分の家族でもあるようなエピソードがでてきて、どこの家族にもいろいろあることを上手く隠しながら毎日を過ごしているんだなと思った。母娘の関係は特別で何でも言っても平気なように思っていたが、言ってはいけないこともあるなと感じ、言葉に気をつけようと思った」。
・「母親と離れて暮らしているけど、年々頑固になり、こちらの気持ちが伝わらないことが多々あり、肉親って本当に難しい。姑の方が楽」。
近くて遠く、憎いけど愛おしい、決して他人事ではない“家族”のあり方を映し出す物語。あなたなら、一体どのキャラクターに感情移入するのだろう?
『8月の家族たち』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。