ヒュー・ジャックマンが圧巻の演技!「プリズナーズ」特別映像公開(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000015-eiga-movi


ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホールが主演を務め、全米週末興行ランキングNo.1を獲得した話題のヒューマン・サスペンス「プリズナーズ」で、ジャックマン演じる父親が、愛する娘を取り戻すために狂気に駆られていく姿を捉えた特別映像が公開された。

狂気を帯びていくジャックマンの演技を動画でチェック!

 「プリズナーズ」は、とある田舎町で感謝祭に起こった幼女の失踪事件をきっかけに、出口の見えない不安の中に落とし込まれていく家族と、事件を追う敏腕刑事の苦悩と葛藤を描く。今回の映像では、ジャックマン演じる父親ケラーが、証拠不十分で釈放された男アレックス(ポール・ダノ)が娘の行方を知っているに違いないと考え、彼を拉致・監禁し、拷問を施す行動の一部が映し出される。

 娘しか知らないはずの替え歌を歌うアレックスを、「その歌、どこで歌詞を聞いた」とケラーが銃を突きつけるシーン。そして、暗く冷たい監禁部屋で「痛めつけて吐かさないと2人(失踪した娘たち)は死ぬ。それしかない。そう決断しろ」とテレンス・ハワード扮する友人フランクリンにケラーが詰め寄り、血まみれで立ちすくむアレックスをハンマーで脅し、「言え! 娘はどこにいる!」と詰問するシーンが続く。

 娘に対する愛が暴走し、狂気の塊へと変貌していくさまは、これまでのジャックマンのクリーンなイメージを覆し、恐怖を感じさせるほどの迫力。「ファウンテン 永遠につづく愛」「オーストラリア」を経て、アカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした「レ・ミゼラブル」で完全開花した演技派俳優としての実力が、遺憾なく発揮されていることが分かる。

 「プリズナーズ」は、「灼熱の魂」で第83回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたカナダのドゥニ・ビルヌーブ監督のハリウッド・デビュー作。ビオラ・デイビス、マリア・ベロ、メリッサ・レオら実力派キャスト共演。撮影監督のロジャー・ディーキンスは、本年度アカデミー賞の撮影賞にノミネートされた。5月3日より全国公開。