「お家さん」番頭との恋愛関係は? 天海祐希『小栗旬君なら考えます』(webザテレビジョン) - Y!ニュース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140428-00000022-the_tv-ent
日本テレビ系にて5月9日(金)に放送される、読売テレビ開局55年記念ドラマ「お家さん」。その放送に先駆け、「放送直前!女性限定試写会」と題し、主演の天海祐希を招いたスペシャルトークセッションが4月28日に東京・東銀座の東劇にて行われた。
【画像】観客からの質問に耳を傾ける天海祐希
「お家さん」は、明治から昭和にかけて神戸に実在した伝説の商社「鈴木商店」を描いた、玉岡かおるの同名小説(新潮文庫刊)をドラマ化。「鈴木商店」を一軒の砂糖問屋から世界的な総合商社に発展させた、女主人・鈴木よね(天海)と番頭・金子直吉(小栗旬)の生きざまを、壮大なスケールで描いたヒューマンドラマになっている。
女主人・鈴木よねを演じた天海祐希は、よねという人物について「原作を読ませていただいて、もうなんて豪快な、それでいて繊細で優しくて強くて明るい人なんだろうと。その時代の日本にこういう方たちがいたことを誇らしいなと思いましたし、今の時代を生きている私たちもそういう遺伝子を持っているわけですから、パワフルに、バイタリティーあふれる生き方をしていきたいなと思ったんですね」と、その人柄を絶賛した。
撮影時のエピソードについて聞かれると、「小栗旬君とは初めての共演だったんですけど、外見とは似つかわしくない熱さを持っている人。『直吉がかばんを持たずにポケットに物を全部入れていた』って話を聞いて、実際にそうしていました。画面には見えてなくても、細かいところにまで徹底してこだわっていたので、そういう部分がちゃんと伝わればと思います」と明かした。
トークセッションの後半、観客からの質問に答える一幕も。「もし自分がよねの立場だったら、直吉との信頼関係が恋愛に発展しましたか?」という質問に対しては、「(二人は)恋愛関係なんか足元に及ばない結びつきだったと思いますよ。恋愛よりもすごく難しい関係を、生涯を通じて結んでいったと思うので、簡単に恋愛関係にならなくて素晴らしいなと。性別を超えた、人間同士の結びつきというか。ずっとそばにいられるしね」と語ったが、「…でも小栗旬君だったら考えますね(笑)」と付け加え、観客の笑いを誘っていた。