来日したトム・クルーズ、日本原作の最新作に誇り「この瞬間を待っていた」(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000001-piaeiga-movi


主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を携えて来日にした米俳優のトム・クルーズが26日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた本作のジャパンプレミアに出席した。日本発の人気小説を実写映画化したSFアクション。親日家として知られるクルーズは「完成までの3年間、日本の皆さんに作品を観ていただくこの瞬間をずっと待っていた」と誇らしげに、約1500人のファンに呼びかけた。

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謎の侵略者“ギタイ”の激しい攻撃を受ける近未来を舞台に、クルーズ演じる主人公が「戦い、殺され、生き返る」という時空間ループを繰り返しながら、兵士として成長する姿を描いた超大作。クルーズは「独創的な発想がクールだし、キャラクターも魅力的。ユーモラスな要素や、今まで経験したことがないラブストーリーも盛り込まれている」と見どころをアピールしていた。

7月3日に52歳の誕生日を迎えるクルーズに対し、ファンが“Happy Birthday to You.トム!”と歌のプレゼントを贈ると、胸に手を当て一礼。「アイ・ラブ・ユー」と言葉をふり絞り、感無量の面持ちだった。

ジャパンプレミアにはクルーズに加えて、ダグ・リーマン監督(『ボーン・アイデンティティ』)、プロデューサーのアーウィン・ストフ、原作者の桜坂洋氏が出席。「皆さんと同じく、私もトムの熱烈なファンなんだ。でも、この映画を観れば、もっと好きになるはずだよ。彼ほど仕事に打ち込み、作品に対する思い入れが強い俳優はいない」(リーマン監督)、「トムが主演だからこそ、今まで観たことがない映画が製作できると確信した。トムと仕事をするということは、我々もチャレンジャーでなければいけない」(ストフ)とクルーズに最敬礼していた。

また、桜坂氏は「ハリウッドの脚本、演技、演出、特殊効果で予想を超えた実写作品になった。漫画的なヒーローを、トム・クルーズという人物が現実化してくれた」とこちらもクルーズの体当たり演技を称えていた。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
7月4日(金)2D&3Dロードショー