動物虐待? スピルバーグ監督『ジュラシック・パーク』の写真、なぜか今話題に(クランクイン!) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00031910-crankinn-movi


1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒット映画『ジュラシック・パーク』。その撮影時の写真が話題になっている。

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 はじまりは、フェイスブック上にジョークを投稿しているJay Branscomb氏による投稿だ。7月6日、彼はスティーヴン・スピルバーグ監督が横たわるトリケラトプスの前で微笑む写真とともに、こんな書き込みをした。

 「殺したばかりのトリケラトプスの前で、嬉しそうに笑うハンターを写した一枚。どうか写真をシェアして、世間にこの卑劣な人間を知らしめようじゃないか」。

 明らかなジョークであるにもかかわらず、コメント欄には以下のような怒りのコメントが投稿された。

「彼はひどい変態で、しかも動物殺しだ」
「彼の映画はもう見ないよ。罪のない動物を殺すなんてひどすぎる!」
「彼が誰であろうと、動物を標的にするべきではない」

 他にも「トリケラトプスは危機に瀕しているのに!そのうち、ドードー鳥やE.T.のようにいなくなってしまうだろうよ」「恐竜が絶滅したのも仕方ないね。彼のような奴らが見つけたらすぐに殺してしまうのだから」といった、ジョークだと分かっている人からのコメントや、ジョークであることを説明しようとする人、「誰が本気で誰がジョークかわからない」と困惑する人からのコメントが次々と投稿され、とうとうコメント数は1万件を超えてしまった。

 7月16日には同氏がスピルバーグ監督へのメッセージを投稿。「私のジョークが、あなたを驚かせていないといいのだけれど。でも、少しでもあなたを微笑ませることができたのではないかと願っている」という書き出しで、ユーモアたっぷりに写真がフィクションであることを強調した。
 
 なぜか今になって注目を集めた『ジュラシック・パーク』だが、4作目となる『Jurassic World(原題)』がスピルバーグ製作のもと、撮影が行われている。全米では2015年6月公開予定。