『グランド・ブダペスト・ホテル』興収3億円突破! W・アンダーソン史上“最高額”に(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-00000010-cine-movi


ベルリン国際映画祭「銀熊賞」(審査員グランプリ)を受賞し、各国で封切となり次々と記録を更新、日本でも公開当時チケットが満席が続くなどスマッシュヒットを飛ばしたウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』が、全国の興行収入3億円(7月21日現在)を突破したことが明らかとなった。

【写真】『グランド・ブダペスト・ホテル』“濃すぎる”キャラクターたち

舞台は1932年、ヨーロッパ随一の名門グランド・ブタペスト・ホテル。“究極のおもてなし”を信条とするコンシェルジュ、グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)と、愛弟子のベルボーイ(トニー・レヴォロリ)が、ある日突然、長年のお得意様である伯爵夫人・マダムD(ティルダ・スウィントン)の遺産争いに巻き込まれる…。現代、60年代、そして大戦前夜の30年代と、3つの時代にわたって繰り広げられる、高級ホテルでの極上ミステリーだ。

ヨーロッパ随一の高級ホテルを舞台にコンシェルジュとベルボーイの熱い絆が描かれている本作は、アンダーソン監督史上、日本において過去最高額となる大ヒットを記録。前作『ムーンライズ・キングダム』や『ダージリン急行』の3倍となる興行成績を収めた。

アンダーソン監督の独特な世界観、ユーモアやデザイン、衣装といった見どころはもちろん。レイフ・ファインズを始め、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・ウィンストン、そして『つぐない』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされた経験を持つシアーシャ・ローナンや、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥら豪華キャストが“濃すぎる”キャラクターを演じているのも魅力だ。

現在、全国18館で上映されており、東京・大阪では夏休みもロングランが予定されているという。

『グランド・ブダペスト・ホテル』はTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開中。