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今はすっかり「おにぎり」という言い方が定着しましたけれど、かつては「おむすび」という名の方がよく使われていたと思います。童話などでは「おむすびころりん」が普通で、「おにぎりころりん」にはなりませんからね。語感の問題と、「結び」に込められる祈りの気持ちが尊重されるからでしょう。


「おにぎり」が当たり前になったのはコンビニで売られるようになってからのような気がします。成型器を使って大量につくられる「おにぎり」には個人が思いを込めて結ぶ「おむすび」の名は似合いませんもの。それでいいんだと思います。


私はコンビニで買うおにぎりも誰かが作ってくれたおむすびも両方好きです♪ フィルムをはがしてパリパリの海苔を巻いて食べるのも好きだし、ラップやホイルに丁寧にくるまれたおむすびを「頂きます」とありがたく頬張るのも嬉しいものです。「握り飯」と言われると食事に対して腹を満たす以外の付加価値を感じられないのでちょっと殺伐とした気持ちになりますが。おなじ食べ物なんですけどね。


それはさておき、かつて海苔結びを包んでいたのはホイルでもラップでもフィルムでもなく、経木(きょうぎ)でした。


木目の下にテーブルセンターの柄が透けて見えるほどごくごく薄く削られた木の板。これが経木です。

木目の美しさが目をひきます。実は香りもいいんですよ♪


ところでこの経木、現代ではメモ帳になっているのです。

このメモを横から見ると……

左右で木目が違います。

もちろん中の経木もそれぞれ柄、というか木目の出方が違うのです。この世に同じものは二つとありません。一枚一枚が唯一無二。それが経木の特徴です。


肝心な書き味はこんな具合です。


裏面。にじみはほとんどありません。

私が使った感じだと、一番相性が良かったのが筆ペンですね。古来から紙の代わりに使われていた経木なら、筆記用具も昔ながらの筆と合うのは当然ですか。でも鉛筆でもボールペンでも問題なく書けましたよ♪


素敵な経木のメモ帳。


天然の松を薄く削った木のメモ帳です。木の香りと独特な書き心地、手触りをお楽しみください。



このサイズだとさすがにおむすびをくるむのには使えませんが、ちょっとしたお菓子をのせたりするのにも活用しております。表面がべたつくようなお菓子をティッシュや紙ナプキンにのせるとどうしても紙の繊維がくっついてきますが、経木にはそれがありませんから。


ぺたんと安定して載せられるのに、ぺらりと簡単にはがせる。そんな経木で包装されたおむすび、期間限定でコンビニで売られてたら、私喜んで買っちゃいますね♪








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