佐藤健「伝説として残せたら」 完結編「るろうに剣心 伝説の最期編」が全国封切り(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000010-eiga-movi


俳優の佐藤健が9月13日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた主演作「るろうに剣心 伝説の最期編」の初日舞台挨拶に登壇した。全国445スクリーンでの封切り。8月1日から公開された「るろうに剣心 京都大火編」が興行収入45億円を突破し、本年度の実写邦画No.1に躍り出るなか、「僕にとっては2本で1本の映画であり、4時間半の超大作。本当の意味で“本日公開”だし、努力の結晶である作品を伝説として残せたら」とさらなる躍進に気合いを入れた。

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 和月伸宏氏の人気コミックを実写映画化した「るろうに剣心」(2012)の続編で、佐藤演じる剣心が、政府転覆を狙う宿敵・志々雄真実と繰り広げる死闘を「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の2部作で描いた。

 師匠・比古清十郎を演じる福山雅治との再共演も実現した本作を、「テーマは限界を超えることでした」と語り、「皆さんのおかげで、最高の舞台を用意してもらえた。こんな幸せな現場はなかった」と感無量の面持ち。現時点で、本作のプロモーションはこの日が最後だといい、「さみしい気持ちもあるが、今日からは皆さんが作品を広げる番」とファンにバトンを渡した。

 初日舞台挨拶には佐藤に加えて、共演する武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が出席。ヒロインを演じた武井は、「なぜ、そこまでして戦うのかと思っていたが、最後まで見ると(戦う)意味が伝わった。『なんで戦っているんだろう』なんて言ってごめんなさい」。志々雄役の藤原は、「これだけのメンツに囲まれ、緊張したし、ケガをさせたらいけないので、正直『メンドくさっ』と思った(笑)」とクライマックスで佐藤、伊勢谷、青木、江口と繰り広げた“1対4”の対決を振り返った。